あれこれノベルの憂鬱
ゆきお たがしら
第1話 あれこれノベルの憂鬱
漱石先生流に言えば、吾輩は・・・、わたしは猫か? とにかくわたしのペンネームは『あれこれノベル』。自分で言うのもおかしい? だったら・・・、お菓子買ったら笑いましょう、ウフフ。なんちゃってバカなことは言わないが、とにかく“もの書き”としては二流ではなく三流! うう、涙、涙・・・。この切なさは銀河を突き抜けて・・・、それじゃあどこに? そんなことはさて置き、でも・・・、デモはしません、でも、アハハ、どこに行くんだろう?
分からないことをあげつらっても生姜・・・、ハハハ。ここで謎かけを一つ、『三流のもの書きと掛けて、ゴミ屋敷と解きます』、『そのこころは?』、『整いました!』、『どちらも槍、用はありません』、やっぱ三流・・・。では人間としてはどうだろうか、でも・・・、デモはしません、アハハ。人間としては、とにかく普通? それは蟻得ないので・・・、蟻は頑張ってもカブトムシにはなれません! そのため二流もしくは三流。
まあ自分でどうこう言っても判断できないので、生姜ない? 生姜が無い! イクラは高いがガリは安い・・・、それじゃぁ八百屋へ、ウフフ。『お前なぁ~、しようもないことを。お前の場合、生姜じゃなくて、茗荷だろう!』。ええっ! 茗荷? 摩詞槃特じゃなくて、わたしは周利槃特? それでは背中に名前を書いた板を・・・、そして名前を聞かれたら指してみせる? 何ともはや、イクラ何でも・・・、アハハ。しかし・・・、そう言えばお釈迦様は周利槃特に悲しむ必要ないとかなんとか。『お前は自分の愚かさを知っている、愚かさを知ることはもっとも悟りに近いのだ』、ふ~ん、悟りねぇ・・・。愚に悟り? 具に砂糖・・・、躁か、躁か、和菓子もいいけど、洋菓子も捨てがたい・・・、ハハハ。ともかく吾輩は愚かさを知っているのだから、一流は無理でも一流半! アッハッハ。まぁそんな妄想はさて置き『もの書き』としては三流・・・、これは厳然たる事実だ! な~んて劇画調に言っても生姜ない、ワッハッハ。
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