個別株②ホンダ
2024/12/17ホンダと日産が合併するという情報が入る。
素人投資家としてはホンダによる日産の救済合併というイメージ。
日産の現在の株価1株380円は上がるだろう。
しかし、ホンダは下がるんだろうな。
直感どおり、財務健全性の高いホンダ株が財務不健全な日産を救済することが嫌気され、12/18の相場は、日産の高騰とホンダの下げ展開で始まった。
かねてより、ホンダ株を狙っていた。
税引き前配当5%を超え、2輪では世界一企業、ホンダスピリットを発揮し、小型ジェット機も好調でトヨタにはない世界企業としてのポテンシャルを感じていたからだ。
ただし、4輪はいまのところ低調だが、日産よりはマシだろう。
意思決定の速さや社業に対するロマンを感じてきた。
儲かる仕事ではなかったが、自立歩行するアシモの開発という面白い取り組みもあった。
日経平均が急落した8/5のホンダの最低株価が1,252円。
これを下回れば買いとみた。1,250円で400株、ちょうど50万円だ。きりもいい。
午前中、指値で発注をかけてみる。
すると午後に早速、1,249円で買いがまとまっていた。
証券コード 7267 本田技研工業 400株 499,600円 で成立。
1株当たりの配当は68円とされている。
後場の市場の評価は「売り」1,235円まで下がっている。しょうがない。
日産の経営者は、数字だけをみているだけでお客もニーズも把握せず、しかも生粋の自動車屋じゃあないからな。
そんな日産と経営統合するかもということだから、ホンダもホルダーから嫌われる。
だから「売り」先行で、下がったところで素人投資家の参入余地がある。
仮に配当が1株68円として、400株で27,200円、20.315%の税金を差し引いて21,674円の配当を年間で得られる。
実質的な利回りは4.3%。
自動車メーカーの配当としては御の字の水準。
株価の低下がこの配当額近辺でとどまり、数年後、株価が上昇したところで売ればいいという狙い。
さて、うまくいくかどうか。
今後のホンダの動きに期待だ。日産との統合でダメ経営者がついてくるのだけは願い下げだ。ホンダは断固拒否すべきだ。
ふと昔を思い出す。社会保険庁が不祥事で世間からバッシングを受けていたときだ。国税庁が救済合併して、歳入庁にすべきだという議論があった。国税としては、業務の統合はのんでも社会保険庁の職員はいらないという当然の声が占めていた。
それと同じ。日産の現経営陣は全員クビだろう。
ゴーンという恩人を裏切り、従業員だけをリストラするという、日産の伏魔殿、現経営陣をホンダには一掃してもらいたいね。
そうすれば、素人投資家大喜び、ホンダよ、やっちゃえ日産である。
追記:2024/12/23 ホンダ・日産・三菱の社長が記者会見をした
ホンダは、1兆1千億円の自己株取得を公表した。
明日はホンダ株高騰!もっと買っておけばよかった!
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