6
選択肢:頼まれたものは全部見つけた、エンジニアの元へ持って帰ろう
「フ、完璧じゃないか船長。お前ももしかして、エンジニア上がりか?」
冷笑じみた口調とは裏腹にうれしそうな顔をするエンジニア。
「しばらく、宇宙空間は暇だろう。元々これで時間をつぶそうと思っていたんだ。俺が安全点検をしている間、貸してやる」
そういって、なにか箱のようなものを差し出すエンジニア。
「オルゴールだ。まあ、お前が気に入ったなら、その後も貸してやるよ」
静かな宇宙空間において、オルゴールの音楽は格別なものになるだろう。
END 2 音色に耳を傾けて
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます