俳句『紅葉』
豆ははこ
衣嚢にて秋留め置きし薄紅葉
※服を洗濯しようとしたら、ポケットに入っていたのは、薄く紅葉し始めている紅葉の葉だった。
きっと、子どもがポケットに入れて、そのまま忘れていたものなのだろうけれど。
まるで、ポケットが秋をこのまま少しでも留め置こうとしているかのようにも思えたよ。
※衣嚢……ポケットのことです。
※薄紅葉……薄く紅葉をし始めた紅葉のことです。
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