仕事の流儀

 個人的な見解だが、何事においても「ミスしない力」よりもミスした後の「対処する力」のほうが重要と考えている。

 もっとも、ミスしないように気を付けるのは当然だが人間である限り必ずミスをする。

 なのでいかに早く、上手く、綺麗に対処できるかが大切だ。

 対処方法を知るということはその作業内容に詳しくなるということだ。

 だから他人がミスをしたとき、私はその人のことを観察する。

 取引先を怒らせたとき、客に喧嘩を売ってしまったとき、会社の機械をぶっ壊した時、発注数をミスった時、皿を割った時、生徒が乱闘を始めた時。

 自分が同じような状況に陥った時の参考にするからだ。

 そのためトラブル対処はある程度慣れている。

 私もよくミスをする。

 だが自慢の対処パワーでバッタバッタとなぎ倒す。

 私はトラブルメーカーでありトラブルブレイカーでもある。

 まあミスしないのが一番だけどね。

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