『アモンカスタの鐘』 下の下の2

  

 『はい。では、壁に張り付けまーす。』


 怪物さんのリーダーが言うと、ばりばらばりばらばりばらばら〰️〰️!


 と、怪物さんたちが、わんさかと寄り集まってきたうえ、ふたりを壁に押し付けて、まさしく、ハリツケ状態にしたのである。


 『うわ!』


 その圧力たるや、ダイヤモンドを作るがごとし。


 は、多少、誇張があるだろうが、ジェットコースターの比ではない。


 まさに、ぺしゃんこになりそうなくらいであった。


 『こ、こえ、で、な、い。』


 議長閣下がうめいた。


 『しゃ、ら、ぷ』


 シッポックが答えた。


 そうして、来たのである。


 それは、とてつもない、くらいの、衝撃波であった。


 ふたりには、見えてはいないが、やはり、体感するものはあったのだ。



 ごわ〰️〰️〰️〰️〰️〰️‼️


 

 激しい半透明の輪が、唸り声と共に背中を通過し、地上につきぬけたのである。


 宇宙海賊が塞いだ巨大な岩石の塊は、見事に吹き飛んだ。



  どっかあ〰️〰️〰️〰️〰️〰️🎵



 磔の力は、あっと言う間に、地上に向かって飛び上がる力に還元された。


 『あれまああ〰️〰️😃』


 ついに、ふたりは、穴から噴出されて、怪物さんたちのサポートにより、無事軟着陸したのである。



      🛬











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