渚と令嬢のsp物語

NAGISA

第1話

久しぶりの日本だな」

(僕は山咲渚、17歳からフランスにいて、就職をしたが仕事を辞め、久しぶりに日本に戻ってきた。)

山咲 「やっぱり日本は変わらないな」

(そんな感じに懐かしがっていたらどこからか叫び声がした)

??? 「やめて離して!」

チンピラ 「黙れ!」

(その声の方向を見てみると女性がチンピラに、誘拐されそうになっていた)

(僕は反射的に現場に向かっていた)

チンピラ 「なんだオメー」

山咲 「まぁやめな」

(と相手を怒らせない程度に言ったら、そのチンピラは)

チンピラ 「黙れ‼︎」

と言ってナイフを出して刺そうとして来た、が...

「ドサッ」

「グギッ」

??? 「え?」

チンピラ 「うぎゃぁ」

山咲 「ダメじゃんこんな、危ないもの持っちゃ」

(チンピラを制圧していたら、いつのまにか警察が来ていて事情を聞かれたが、警察側も物分かりがよく、チンピラを連れて行ったらすぐに解放させてくれた)

山咲 「君大丈夫?怪我ない?」

??? 「私は大丈夫です、あなたは?」

山咲 「僕は山咲渚、君名前は?」

赤谷 「私は赤谷理田、助けてくれてありがとう。」

山咲 (どっかで会ったことある気がするな)

山咲 「変なこと聞くけど、どっかで僕と会ったことある?」

赤谷 「さぁ少なくとも見覚えはありません」

山咲 「変な事聞いてごめんね」

山咲 「じゃあ僕はこれで...」

赤谷 「あの...お礼をさせてください!」

山咲 「は?」

赤谷 「さあ私の、車に乗っていきましょう」

山咲 「えっ...あっ...ちょ...待って...」

(と答えを言う前に乗せられた)

山咲 「まだ俺、了承してないよ」

赤谷 「あなたなら断らないと思ったので」

山咲 「確かに断らないけど」

山咲 (もしかして...あの時の)

...

赤谷  「いきなりですがどうして、私を助けてくれたんですか?」

山咲 「本当にいきなりだね、でも答えるといつもの癖というか慣れと言うか、なんかほっとけなくてね」

赤谷 「何をされている方なのですか?」

山咲 「今はフリーターだね

でも、そこまで詳しくは言えないけどね」

赤谷 「なんですかその気になる言い方はw」

山咲 「だって言えないことは言えないもん」

(そんな、たわいもない雑談をしてると家に着いたらしい)

山咲 「やっぱりな」

続く...

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