第401話

まぁ、それは置いといて。







「そういや、ガムの責任取れっつってたな?」






ちょうど良い。


バリカンのスイッチをオンにすれば、何かを感じ取った皆は顔を真っ青にさせる。







「だから今からとってやるよ」






ウィーーーンッ!!!







「責任とやらをな」








魔の音が響き渡り、皆はガタガタと身体を震わす。







「やめ、やめろおおおおおおおお!あ"ぁぁぁぁーーーっ!!!」






アスファルトに無惨に散っていく髪と、散った髪にこびり付いたガム……。




それを目の当たりにした淳季というガキは、何も言わず無表情なものの、顔色が蒼白になっていて、ドン引きだった。固まったままジッと、俺の手によって禿げていくマサヒロという男を見つめていた。





「マサヒロ……、かみ……ガム…」





シクシク女みたいに涙を流す男に、淳季というガキはかける言葉も浮かばない様子だった。





「良い感じに、ツルピカになったな!」




「ひでぇ…淳季の前で……ひでぇよ」

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