2025/1/6

 今日は合唱祭練習だ!

 午前十時になった! 早くなった!

 冬休みなのに制服を着て登校とか、面倒だなぁ……。


 と、呑気に通学路を歩いて、最寄駅の改札を目の前にし、リュックに手をかけたのだが……。

 定期券は、かかっていなかった。


 一月二日(※2024/1/2参照)に出かけたっきり、定期券を移し替えていない……!?

 ことに気づいて、時間が押しているからタクシーで行こう! と思い、カバンをあさったが。


 ……財布……ない。

 なんということだろう。一文無しで家を出てきてしまった。


 戻る!? いや時間ないし……。

 弟に持ってきてもらう!? いや、弟との連絡手段などないし……。


 ……戻る。遅刻は覚悟。

 と、片道十分の通学路を往復し、定期券を持って、今度こそ改札を抜けて電車に乗ることができた。

 いい運動だった。


 ただーし、時間がヤバい。計算上、学校の最寄駅に着いたら、遅くとも二分で教室に着かねばならない。


 その駅に到着後、吾輩は学校まで全力疾走。

 結果、一分前に入室。


 しかし、中には一人しかいない。おかしい、このクラスは間違いなく三十六人のクラスである。

 着替えの跡地から、結構来ているのだろうが……。


 部活で遅れるのか? 少し待つか。

 五分、十分、十五分、……。


 来ない。始まらない。


 どういうことだ? と思い、連絡用のアプリを開いたところ。


「1月7日の練習時」


 まで読み、びっくり。

 日付、一日間違えたー!


 ……という一日である。

 ついでに宿題を、集中できる音楽を聴きながらやったら、めっちゃすぐ終わった。ただ、睡魔がえぐかった。


【アリス 心の一句】


 焦りとは 人の大敵 恐怖の魔 その次睡魔 踏んだり蹴ったり

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