君風
春の息吹が薫る頃
映り出す思い出
いつも隣りで笑ってた君は
柔らかく
タンポポの様に
強い風に飛ばされ
自分勝手
私を置いて
遠い世界へ旅立った
さっきまで君の手
握ってた様で
あったかかったのに
なんでこんなに
寂しく
冷たくなるのさ
あの日のまま残ってる
"また、
明日会おうね"
送っても君には
届く事のない
メールだけど
僕は消せなくて
何度も読み返し
送って
涙して
ただいつまでも
佇むだけで...
風よ吹かないで
思い出だけは
遠くに運ばないで
君に伝えたかった想い
強い風に吹き消され
僕の叫びは
届く事なく
通り過ぎる
ねぇ...
君は次
何処に吹くの?
☆某サイトにて キンタさんと☆
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