第7話 いざ、国会議事堂へ

“うわあああ!こいつガチで飛び降りやがった!!“

“まじかよ、ガチの自殺願望者か?“

“救急車、いや消防車か?どっちでもいいからとれあえずよべ!”

“いや待て、スカイツリーの構造的に柱にぶつからないとおかしいのになんでこいつはぶつかっていないんだ?“

“確かに、、、もしかしてほんとに「I can fly」してる?“


そう、勘のいい人は気づいているだろう

僕は今東京スカイツリーの頂上から飛び降りるフリをして国会議事堂へ直で飛んで向かっていた

後ろからヘリコプターが何台もついてきてちょっとうるさい


「ふふふ、みんな、僕がバカ正直に飛び降りると思った?残念、僕は空が飛べるからそのまま国会議事堂へ向かってるよー。僕は神様だからね、空を飛ぶくらい造作もないんだ」


“まじかよこいつ”

“え、これまじでCGじゃないの?”

“まじもんの神様?“

“神なんて、神なんてこの世にはいないんだ!!神がいつならなぜ私のような社畜を救済してくれないんだよ!!!”

“いやさ、みんななんで気づかんの?1時間前に全国民?に神託みたいなの降りたんだよ?そんなのできるの神様だけに決まってるじゃん”


「うーん、僕を神様だと信じてくれてる人と信じてくれてない人がいるね。あ、なんか可哀想な社畜くんには偉大な神様からの救済としてそうだねぇ、、、思考能力が5倍になる力をあげよう。これで良いホワイト企業にでも入りな」


“え、頭が冴えてきた”

“まじで?“

“まじかよ、俺にも力くれ”


「ふっふっふ、これからVTuberになった僕を見つけて尚且つ信仰深い人には何か僕から恩恵を与えるかもね。まぁ僕の気分次第だし面白い人だったら信仰深くなくても加護とか与えるかも?」


“この言い方、、、まじの神か”

“てかアンチとか少ないな”

“よし大喜利しようぜ”


「あ、コメントにアンチがあんまりいないのは僕の力で害意のある人はコメントができないようにしたからだね。ふふふ、ここまでしたら僕が神だって信じるでしょ」


とまぁ、そんな感じで話していると、ついに国会議事堂が見えてくるのであった

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