第34話大和、左舷20度傾斜!

日本軍は昭和19年6月マリアナ沖海戦で空母9隻、戦艦5隻、艦載機439機で挑んだ。


 一方米軍は、新型空母15隻、戦艦7隻、艦載機899機だ。両者の間には倍近い差がついていた!


更に米軍は新式のレーダーや対空砲火を備えていた。


 兵器の質でも日本軍を凌駕していた。


大和は、度重なる出撃に46センチ砲を放つも無力だった。


 圧倒的なアメリカの航空兵力の前に日本海軍は、無力と化していた。


 1億総特攻の魁となってほしい!


大和の動きを察知した米軍は、空母部隊に迎撃を命令した!


新鋭空母12隻、艦載機が約800機で、大和の上空は護衛機は皆無だった。


 厚い雲の中を縫って敵機が急襲する!

大和は敵機を目測で迎撃する!

 が、距離感が掴めず空撃ちが多発!

 米軍機が6本の魚雷を投下!

この内、3本が大和左舷中央に命中した!

 7分後更に2本が左舷に命中!

大穴が空いた

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