第20話さらば空母赤城

一人死には、耐えきれない寂しさが有るが、赤城乗組員2000人もの道連れが有るので、落ち着いていた。(空母赤城の記録員より)。


 容赦ない米軍の攻撃は、数時間続いた。


火の粉が両国の花火の様に円を描いて八方に飛び散りムクムクと真っ黒な煙が甲板から立ち上ぼり熱い火煙を吸うと針を飲む様に喉が痛い!


 家族に別れを告げたが、自棄に無感情だった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る