第26話 素材買収
探索者ギルドへやってきましたどうも圧こそが最強なのではないかと思い始めた奏多くんです
だってさ、少し鎖を外すイメージをしただけで周りの空間が抉り取れるんだよ?
権能も使わずにあんなことできるだなんてさっき初めて知ったわ
「あなたが奏多様ですね?新宿ダンジョンの崩壊が確認されました。こちらへどうぞ」
黒服のいかにもな人に呼ばれる
そうか、新宿ダンジョン崩壊したか
あのダンジョンも圧だけで破壊されるとは思わなかっただろうね。南無南無
「ふむ、あなたが天内奏多ね。画面越しに見るより実際に見た方が弱そうに見えるのは何故なのかしら」
なんか偉そうに喋るおばさんが出てきた
「弱そうに見えるって、、、ここで僕の身体能力とか諸々のステータス解放したらここが新宿ダンジョン跡地みたいになっちゃうよ?」
なんならこんな軟い場所だともっと悲惨な光景になると思う
少なくとも周りの人間はみんな死ぬね
「ふぅむ、一旦鑑定させていただくわね」
あ、僕のステータスちゃんと確認できるかな
【黙示録】でステータス改竄してるんだけど
「あれ?レベル、、、1?」
「あ、やっぱりそれが出た?じゃあちょっと改竄解除するね」
「か、改竄???それは何かのスキルで、、、」
うん、案の定改竄については知らないか
ささっと改竄戻すか
《編集 解除 ステータス》
「っ、、、これは、、、」
おーおー、見て驚いてる
わかるよ、その気持ち。僕も最初このステータス見た時びっくりしたもん
99の後に0が9999個ついてるステータス
種族名に「神」がつく
はてには今の所権能使用時に消費するエネルギーもないと見た
うんうん、負ける気がしない
「不屈ノ神、、、ですか。もしかして神格を手に入れてるので?」
「うん。まぁだからと言って今のとこ何すればいいとか知らんけど」
「ど、どうやってここまでのステータスを手に入れたのですか?」
「太陽が誕生して破滅するそのサイクルが10回は起こるくらいの時間修行した」
前さ、僕10億年くらいしか修行してないと思ってたのよ
後からあの空間について【黙示録】で見てみると実際はもっと修行してたんよね
こっちの世界の1秒があの世界の約20億年
だからまぁそれくらいなんじゃないかなと思うわけですよ
「それは、、、事実で?」
「追体験する?僕の力でできるよ」
「あ、そういえば何故スキルがないのにそんなことができるのですか?」
「え?権能ってあるじゃん」
「権能?」
「、、、見えないの?」
「、、、見えませんね」
あ、他の人には権能のね
書き起こした方がいいかな
「書き起こそうか?」
「あ、じゃあお願いします」
僕の能力で一番のチートを誇る権能、【黙示録】くんを書き起こしていく
世界の編集ができて過去改編も簡単に
やろうと思えば未来の改変もできるのかな?知らんけど
「、、、まさに神の所業ですね」
「うんうん、僕も前世ではこんなことになるだなんて思わなんだよ」
「前世という気になるワードがありましたがそんなことは置いといて一つ聞かせていただきます。人類を滅亡させる予定はございますか?」
「ないよ、今んとこ。大体あったら学校であのうざい奴らを真っ先に消してる」
うんうん、それに滅亡させるくらなら都合のいいように新しい世界創るか現実を書き換えてるね
「それなら、、、よかったです」
「それじゃあ本題に入ろう。早くカメラ買いたいから素材買い取ってくれ。まだ未踏はダンジョンの深層の素材とかもあるよ」
「あ、それならこちらへ出していただけますか?」
「ういっす」
なんかこの部屋には見合わないやけに何もないところがあるなと思ったら素材置くようだったのね
自身の創造した亜空間から素材を一気に出す
うわぁ、もう部屋の天井まで積み上がってるよ
流石にもう出せないかな
「全部いっとく?それともこれくらいでやめとく?」
「こ、今回はこんなところで。ちょっと鑑定してきますね」
「夜露死苦」
「ヒエッ」
あ、つい訛っちゃった。最近読んだヤンキー漫画の影響かな
それから1時間ほど経った。暇だった
今、前には政府の重鎮みたいな人と外国の要人らしき人が土下座していた
その横ではヤンさんがニコニコと満面の笑みで佇んでいる
なにこれ怖い
「こちら素材を強盗していこうとした不届き者、R国の首相と左翼代表の佐藤氏でございます」
、、、佐藤?
あれじゃん。確か陽キャでうざいやつ三銃士のうちの1人の父親じゃね?
「ご想像の通り、あなたをいじめている生徒のうちの1人の父親です。もろとも処しますか?」
「あ、あぁ、いや。処すのはこの人だけでいいよ。ただ僕のことは言わせないでね。ザマァするために今のキャラ演じてるんだから」
「なかなか面白い性格をなさっているようで。私たち政府一同も協力しましょう」
「え、マジで?ありがとう」
なんか知らんけど僕の壮大な「ザマァ計画」に政府が加わってくれるようになった
やったね
「取り敢えずこちらが代金です。現金じゃ到底無理っていうか買い取ろうと思ったら国家予算超えてたので政府に無理言って金額無限のクレカ作らせました。どうぞお受け取りくださいい」
「あ、はい」
マジかよ金額無限かよ
全部国家予算から引かれるのかな
まぁこれからも素材は卸す予定だしいっか
「じゃぁ、、、まぁ、うん。僕はカメラ買いに行ってくるよ」
「はい、まだ朝の11時ですもんね。あ、配信アカウントの方はこちらで宣伝させていただきますね。政府の老害たちも認めさせたので」
「眠いし早く寝たい」
そうして僕はさっさと最新のカメラを買い、寮で爆睡したのであった
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ユグドラシル、2日に一回くらい更新中
真面目に描いてるし読んでね!!
政府が背後につく系のキャラ僕の小説で多い気ガス
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してくれたら作者が飛び跳ねながら喜びます
ついでに言ってくれたら近況ノートとかでお礼します
強欲な作者からの切実なおねがいだぞ
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