フィアーズ&エルビスシリーズの準設定
仲仁へび(旧:離久)
01 噂の聖女様は、実は男だったらしい
ーーあらすじ
この世界には、百年に一度眠っていた魔王が復活する時期がある。
なぜなら魔王は完全に倒す事はできず、封印するのがやっとだからだ。
魔王は、人類を絶滅しようとしているが、人類には希望がある。
それは神様の血を引く、聖女様の存在だ。
遠い昔、この世界をおさめていた12人の神様。
その神様は、魔王が支配するこの世界を憂いて、一定期間ごとに転生するらしい。
その話の通り、俺達はこれまで魔王の復活に合わせて、転生してきた聖女様と共に、何度も滅亡の危機を脱してきた。
だから、今回も大丈夫だと思っていたのだが。
まさか、その聖女様は前世で男性だったとは。
しかも、別の世界からの転生者だったとは。
ーー人物
〇エルビス
コメント:俺が聖女ってそんな向いてない配役あるか。
腕っぷしが強くて体力がある。権謀術数は苦手で、大人しくしているのも苦手。
長時間お淑やかにしていると顔が引きつる。
〇フィアーズ
コメント:私が聖女になるはずだったのに
聖女になるはずだった女性。エルビスに憑依されている。
自分の体なのだから、もっと丁寧に扱えとエルビスに苦言を呈する。
〇ユーティア
コメント:聖女様の秘密は私はきちんと守らなければ
聖女の正体に気が付いているが、知らないふりをしている。
しかし、聖女の正体がばれたら困るので、しっかりと秘密を守る。
情報漏洩しないように対策もたてる。苦労人。
〇ナナソル
コメント:聖女様からスクープの匂いがするわ
記者の女性。スクープが大好き。
有名なスクープ記者になるため、無茶無謀無理な取材を何度も試みている。
ーー章構成
01 俺が聖女は間違いだ
02 私が聖女じゃないのも間違いよ
03 聖女の秘密は守らないと
04 聖女の秘密は私が暴くわ
ーースポット
〇アーク・リオ
主人公達が住んでいる国の名前。
そこそこ大きい国。
〇マルマ・ソルト
塩の塊でできた大地の上に、聖女の宮殿が立つ。
たぶん頑丈。
水気よけのために結界がはってある。
塩は七色でとても綺麗。
〇王宮シャイン・イン
外からは見えないけれど、中からは向こうが透けて見える、魔法の壁でおおわれている。
王宮の建物は十階建てで国一番に大きい。
〇新聞社ゾルダ
ナナソルが勤めている新聞社。
個性的な記者がたくさん働いている。
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