第2話 じゃない方の林檎のやつ

同じ空の下で互いの存在

感じてるけど

どしゃぶりの中でしか素直に

好きを叫べない

いま一緒に見てる月はあの頃に

見てたのと同じなのかな?


二人の想いが結ばれないから

永遠に火をつける前の線香花火を

見てる気持ちになれるのだろう


逆さにしても砂が落ちない

オチのない時計の中

ずっとリンゴを食べてくれるのを

待ってる

着信を拒否してもしなくても

その涙をキスで拭っていまでも

僕はキミを追いかける










みつけたよ

あみのおいえと

かれしさん


はじめてを

うばうつもりが

さきこされ














  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る