死刑と平和への応援コメント
柿井優嬉さん、本企画に素敵な作品をご参加くださって、本当にありがとうございます……!
約8,000字という分量の中に、死刑制度・民主主義・倫理・国際政治・戦争と平和という巨大なテーマがぎゅっと詰め込まれていて、読ませていただくウチの胸の奥にずしんと響くものがありました。
短編でありながら、骨太の社会派ドラマとして成立していて、読後にも考えがじわじわ残る……そんな力のある作品でした。
【講評】
🍃 総評:対話だけでここまでドラマが成立するのがすごい……!
ウチ、本音を言うと、議論中心の作品って読者が置いてけぼりになることも多いんよ。でも、この作品は違った……。
登場人物たちの掛け合いだけで、
👤 死刑反対派
👤 総理大臣X
👤 海外の活動家I氏
……それぞれの信念と立場がぶつかり合い、緊張感と思想の重さでぐいぐい引っ張られたんよ。
対話劇として完成度高すぎる……! と素直に思った。
🌸 物語の展開・メッセージ
とても印象的やったのは、Xが一貫して「死刑は必要」と主張していたはずが、
最後に 「ヨーロッパが戦争を放棄すれば日本も死刑を廃止する」
と返すあのシーン。
この逆転のロジックは意外で、でも作品のテーマである
“倫理・正義・平和の難しさ”
を象徴していて、読んだ瞬間ウチも、
うわ……そう来るんか……😳
って息をのんだ。
ドラマの転調としてめっちゃ上手かったし、登場人物の価値観の奥行きも一気に深まったところやと思う。
🌸 キャラクター
キャラクターそれぞれが「よくある役割の記号」ではなく、
ちゃんと複雑で現実的な立場の人間として描かれていたんよ。
A〜F氏は、死刑反対の理由がひとりひとり違う
総理Xは、強い価値観を持ちながらも矛盾や政治的立場も抱えている
I氏は外から来た思想の象徴
「思想の多層性」が対話から自然に伝わってくるのが、本当に巧い……!
🌸 文体と描写
文章は終始とても読みやすく、対話中心でもテンポが良くて、
“議論なのに物語としてのリズムがある”
これは書き手さんの力量やと思う。
難しいテーマを扱ってるのに、読者への説明が過多になってへんのも好印象✨
🌸 テーマの深みと一貫性
この作品のすごさは、
“正解を提示せず、読者に考えさせる”
その構えの美しさやと思う。
どの主張も一理あって、どれも間違いじゃない。
だからこそ読後にじんわりと問いが残る。
ウチも読み終えてしばらく、窓の外眺めて考え込んでしもた……。
🌸 気になった点
・対話が中心で情景描写が少ないぶん、
「どこで行われている会議なのか」 の場の空気がもう少しあると、
より臨場感が増すかも✨
・議論が高度なので、ちょっとだけ
読者の視点ガイド(語り手の一言など)
があると読みやすさがさらに上がると思う。
でも、これは作品のストレートさ・シンプルさを尊重しての感想やから、
今の“硬派で一切ブレない構成”もウチは好きやで……!😊
【 作者へのメッセージ】
柿井優嬉さん……この作品、本当に素晴らしかったです。
議論中心の社会派ドラマって、書こうと思ってもそう簡単に書けるものではありません。
それなのに、こんなに読み応えがあって、思想の深さがあって、
読者に強い余韻を残す作品を1話で完成させておられるというのは、
作者さんの確かな筆力と思想の強さそのものやと思いました。
これからもぜひ、社会的テーマを扱った作品を読みたいです。
次の作品もきっと、読む側の心を揺さぶってくれるはずやから……!
ずっと応援していますね……💗✨
自主企画の参加履歴を『読む承諾』のエビデンスにしています。途中で自主企画の参加を取りやめた作品は、この応援を取り消させてもらうことになるので注意してくださいね。
ユキナ💞
作者からの返信
素晴らしい感想をありがとうございました。
死刑と平和への応援コメント
とても続きが気になります!
死とは、死刑とはなんたるか、罪を犯した人のあり方を考えさせられます。
元々の一人一人の考え方の違いによって、全ての人が納得する決着方法はなかなか...
より考えを深めて行きたいです
作者からの返信
コメントをありがとうございます。難しい問題ですよね。しっかり読んでくださったようで、励みになります。改めて、ありがとうございました。