2024年11月 俳句部門・入選

亡き父の椅子に黒猫秋うらら


三村純也みむらじゅんや選、入選。


「秋うらら」が秋の季語で、

秋のよく晴れた日のことです。


亡くなった

父の椅子に

誰も座らないまま

時が過ぎていく。

ふとその椅子に

幻の黒猫が

座っているような、

昼寝しているような、

そんな気がした

穏やかな秋の日でした。


なお、

先月の佳作の俳句も紹介しておきます。


戦死者の高き鼻梁に秋の蝶


岸本尚毅きしもとなおき選、佳作(第12席)


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