第11話 肉屋

「サトウ様、おはようございます。」



 ミリアムの甘いキスで目を覚ました。

 照れるミリアムを撫でてやる。


 寝ているグリゼルダの胸の先端をコリコリとつまんでやると寝ながら体を大きく震わせて起きた。



「あっ……おはようごさいます……朝からだめですよ……あっ……」



 今日も朝から感度が高い。



 朝食を食べ終わるとアリーチェから通信が入る。



(サトウ様、領主様へカナリンを献上したところ、お会いしたいとの申し出がありました。今日か明日お願いしたいとのことです。)


(わかった。今日行く。)




 アリーチェに案内されて街道を歩く。

 俺は透明化したグリゼルダの尻をダイレクトに揉み、アリーチェに胸を揉まされている。


 グリゼルダは感度がさらに上がっている。

 グリゼルダは時々立ち止まって、体をブルブル震えさせるので、無理矢理に尻を押して歩かせる。



「ご主人様……歩きながらは……無理です……」


 領主の館には俺とアリーチェだけが入り、震えながら蹲るグリゼルダとイヴァは門前で待機させる。


「商工組合のアリーチェです。

 サトウ様をお連れしました。」


「はい。

 お話は伺っております。

 こちらへどうぞ。」



 門を守る1人の騎士に屋敷へ案内される。

 屋敷は広く、絨毯や壁の装飾、絵画などに気品が感じられる。


 少し広めの部屋に通される。



「こちらで少しお待ち下さい。」



 かわいいメイドが紅茶とお菓子を持ってくる。

 胸元の開けたメイドに目を奪われると。アリーチェが俺の手を自分の尻に持っていき、無理矢理に撫でさせられた。


 しばらくアリーチェの尻を撫でていると、ドアが空き、先程の騎士が入ってきた。



「領主様がお会いになられます。ついてきてください。」



 騎士の後をついていくと大きなドアの前に辿り着いた。



「サトウ様、アリーチェ様をお連れしました。」 



 するとドアが両開きにゆっくりと空いた。

 大きな部屋、謁見の間だ。

 奥に2人の男女が腰掛けている。

 領主と領主夫人だろう。 

 

 騎士の後をついて歩き、中程で膝まづく。



「この度の献上品素晴らしいものであった。

 その方に褒美を取らせたいと思う。

 望むものを申すといい。」


「はっ、私は魔道具をコレクションしておりますので実用的で変わった魔道具を頂きたく。」


「わかった。

 目録を渡すゆえ、その中から選ぶといい。」



 領主は騎士に目配せすると立ち上がり、歩き始めたので俺も立ち上がり礼をして、その後をついていく。


 騎士に先程の待合室に案内され、メイドに再度紅茶と先ほどとは違ったお菓子を出された。


 メイドの谷間は気になるが今回はスルーした。

 しかし、アリーチェは俺の手を自分の尻に持っていき、撫でさせる。


 俺はスカートの中の下着の中に手を入れて、撫でる。



「こんなところでだめだすよ……後でお相手しますから……」



 しばらく誰も来ないのでアリーチェはピチャピチャと音を出し始めてしまい、顔を近づけ、キスを求めてくるが無視する。


 その後、ノックして先程の騎士が入ってきた。



「この中からお選びください。」



 渡された紙にはズラッと魔道具と性能が一覧に書かれていた。



「選び終わりましたら、この鈴でお呼びください。」



 そう言って鈴を置き、部屋を出ていった。


 アリーチェと2人で目録を見る。

 20m四角の収納指輪や魔力鑑定水晶などがズラッと書かれている。

 数が多すぎて選びきれない。

 


「アリーチェどう思う。」


「一般には出回っていない転移の腕輪がいいかと思います。魔力量で転移の距離は変わりますが移動も便利になります。」



 鈴を鳴らすと先程の騎士がドアから入ってきた。



「転移の指輪をお願いします。」


「わかりました」



 その後渡された指輪は赤い宝石が埋め込まれた彫刻が綺麗な指輪だった。


 アリーチェと2人、屋敷を出る。

 門をくぐると透明な2人に抱きつかれて歩けなくなった。


 建物の影に入り、3人を抱き寄せて宿に移動するイメージで腕輪に魔力を流すと、フッと目の前の景色が変わり、ふとんがゴソゴソと揺れる宿に転移することができた。



(ご主人様、いけません!すぐに違う場所に転移してください!)



 グリゼルダに怒られたので今度は孤児院の庭に転移する。

 転移するときはあらかじめ透明化してから移動しよう。


 その後、カルメラに通信してから、宿のドアの外に転移してカルメラと合流して、森に転移する。


「サトウ様、競売仲介人から落札した魔法弓を預かっています。」



 アリーチェから緑色の弓を手渡された。

 材質は金属製だ。


「魔法弓は矢を必要としませんが、使用者の魔力を消費します。」



 弓には弦が無い。



「矢を放つイメージで弓を構えてみてください。」



 弓を持ち、魔力を込めると光る弦が現れた。



「主、魔力込めすぎると周囲が吹き飛ぶかもしれないから調整して。」



 周囲に魔力を流すと魔物が集まり始めた。

 少ない魔力のイメージで弦を引くと弦の中に光る矢が現れる。

 近づいてくるオークを見ながら弦を離すと、光る矢はオークに真っ直ぐに飛んでいき、オークを掻き消した。


 かなり魔力を絞ったはずだが。

 その後襲いかかってくるオークやサイクロプスめがけて射ち、感覚を掴んでいった。


 矢は放つ瞬間のイメージ通りの場所に当たるし、複数の的をイメージすると矢を複数放つことができた。


 矢に込められた魔力は貫通するイメージ、炸裂するイメージ通りの性能で射ることができた。


 周囲に流す魔力を多くして広範囲化していくと次々と魔物が集まってくる。

 魔力を通して敵の位置が把握できるため、前方の敵は視認しなくても一掃出来る。


 後方はイヴァ達に任せているが、イヴァはスピードが前にも増して速くなっているし、グリゼルダはどっしりと構えて次々と魔物を切り倒している。


 オークに遅れを取っていたグリゼルダとは別人のような太刀筋だ。


 魔素を吸収しているのは確かだが、2人の成長は異常に思える。剣を握るカルメラも基礎能力の向上はありそうだが、グリゼルダほどの成長は見られない。


「ご主人様、申し訳ないのですが、武器を長剣に変えさせていただきたいです。」


「そうか、今日はここで切り上げて武器を見に行こう。」



 アリーチェに連れられて大きな工房に入った。



「アリーチェ様、いらっしゃいませ。」


「私は、このサトウ様の奴隷になったのでサトウ様にお伺いしてください。」


「ど……奴隷に……。失礼しました。サトウ様、今日はどのようなご要件でしょうか。」


「長剣を見せてもらいに来た。」


「はい、ありがとうございます。こちらへ、どうぞ。」



 さすが大きな工房だ。

 品揃えがいい。


 グリゼルダがその並べられた剣を見定めていく。



「すみませんが、もっと長い剣はありませんか?」



「これ以外ですと……あっ!少しお待ち下さい。」



 そう言うと早足で店員は奥に消えていった。

 他の武器を見ていると店員が2メートルほどのそれを持ってきた。



「これはうちの工房で作られたものではなく、お客様から買い取らせていただいたものなのですがこの長さで人気が無く、奥にしまっておりました。しかしオリハルコン製で間違いのない品質であることは保証します。」


 分厚さはなくそれほど重くはなさそうだが確かに長い。亜空間収納が前提だが手での持ち運びはほぼ不可能だ。



「少し預からせてもらってもいいか。代金は払って行く。」



 17万シーロ(1700万円相当)を払い、森に戻り、試し切りをさせる。


 グリゼルダは長い間合いを活かし、オークを一歩離れた位置から両断した。



「ご主人様、これでお願いします。」



 店に戻り投げても戻って来る短剣とシミターのような片手剣2本をイヴァに買い、店を出た。


 その日もキウイほどのダイヤモンドをアリーチェに渡す。



「時間がかかってもいい。金にしてくれ。」

「かしこまりました。ご主人様。」



 アリーチェは早足で商工組合の方向へ歩いていった。

 宿に戻りカルメラを部屋に置いて出ていこうとすると、カルメラに服を引っ張られた。

 


「少し、ゆっくりしていってください……いつも一人で淋しいんです。」



 ベッドに腰掛け、俯くカルメラの頭を撫でてやる。


 カルメラの前にある椅子に座り、グリゼルダを膝に座らせる。

 グリゼルダの服を収納して下着だけにして体を撫で回す。



「ご……ご主人様……あっ……そんな……恥ずかしいです……」



 グリゼルダは以前に増して感度をあげ、耳を舐めただけで体を痙攣させてプルプルと震わせている。

 カルメラもこちらを見ながらぐっと耐えながら身を縮こませているので服を全て収納して裸にした。



「きゃっ、サトウ様……」


 カルメラの前で痙攣するグリゼルダを弄んでいるとカルメラの大きな胸の先端から白い液体が糸を引いて垂れているのが見えた。



「カルメラ」


「は……はい……」



 うっとりとするカルメラに近づき、その汁を舐める。



「あっ!ううっ……サトウ様……」



 突然のことにびっくりするカルメラは体を大きくビクッと震わせてその後も小さく耐えるように震えている。


 舌でペロペロと舐めると甘く濃厚な母乳が出ている。次から次へと溢れ出てきたので吸ってみると勢いよく噴き出した。



「きゃあああああ!」



 大声を上げてカルメラはベッドに倒れて体を痙攣しだした。

 

 俺はその暴れる体を押さえつけけて吹き出る白い汁をごくごくと喉を鳴らして飲んだ。

 体の疲労や疲れが無くなり、体が軽い。

 俺は夢中になってカルメラを抱きしめながら吸い続けた。



「あっ……サトウさま…あっ……そんなに吸ったら……あっ……だめ……」



 カルメラは体を痙攣し続けて、気絶してしまった。


 気絶しても吹き出す母乳を飲み続けた。

 あまり強く吸ったので白い乳房が赤く腫れている。気絶したカルメラの中に入っていくと意識がないはずなのに体を痙攣させた。


 気絶するカルメラにイヴァを付けて孤児院に向かった。

 ちょうどミリアムが出かけるところで慌てて透明化して尾行した。


 ミリアムは肉屋の裏口から中に入っていった。



「えっ…お父さんは?」


「今日は俺がおばさんの相手をするように言われている。」



 そう言うのはまだ15歳くらいの少年だ。



「ほらこれをやるよ、おばさん。」



 ミリアムがその包を拾おうとすると、少年に床に押し倒された。

 少年は嫌がるミリアムの服を無理矢理に脱がせていく。



「いや……」


「おばさんは誰にでも裸になって子供産むんだろ。

 俺の子供を産めよ。」



 そう言って、裸のミリアムの肌を、叩いた。


「痛くしないで……」


「しないでくださいだろ!」



 ミリアムは尻を強く叩かれた。



「痛くしないでください……」


「もうおっぱい出るのか?」



 ミリアムの胸をチュウチュウと吸う。



「痛い……」


「なんだ、出ないのか。それじゃ子ども育てられないじゃん。産むだけなの?」


 ミリアムは足を広げさせられ、まじまじと観察された。



「うわ…こんなふうになってるんだ。気持ち悪い…」

 

「うぅ……」


「なんだ、おばさんのくせに恥ずかしいのか?誰にでもこうして見せるのが好きなんだろ?」


「ち……違います。」


「確か、こうしてと、うわっぬるぬるして気持ちわる……」


 ミリアムは、少年に中に入られて、尻を叩かれながら上下に揺らされている。


「おばさんなんで泣いてるの?好きなんでしょ?もっと叩いてほしいの?」


「ち……違う……」


「違いますだろーが!」



 少年はミリアムの顔を何度も叩くのでミリアムは手で頭を抱えている。



「や……やめてください……」


「あっなんだ…も…漏れそう…うっ…あ……おばさんの中におしっこしていいんだっけ。ああ、すげー気持ちいいや。もっと中に出してやるよ。おばさんも好きなんだろ。」


「も…もうやめてください……」


「もっとしたいんだろ。」



 少年が手を挙げるとミリアムは震えて、頭を抱えた。



「は、はい……もっとしたいです。」


「やっぱり好きなんじゃないか。うわっなんか白いのが出てきた。おばさん何か出てきたよ。気持ち悪い。もういいや。帰っていいよ。」



 そう言ってゴミをみるような目で少年は去って行った。



「うう……」



 泣きながら服を拾い、肉が入っているであろう包を手に持って、外に出た。


 孤児院に先回りしてミリアムと少年のやりとりを見ながら泣き続けているグリゼルダをベッドに寝かせる。


 玄関のドアが開いた。ミリアムが帰ってきたようだ。

 部屋の前で立って待つと泣き出したミリアムが胸に飛び込んできた。



「サトウ様……私……もう無理です……」



 俺を抱きしめてキスをしてきた。


 俺はミリアムを優しく撫でていき、腫れた頬や赤くなった胸、尻を舐めてやる。



「あっ……サトウ様……」



 自分で足を開き、少年の白い汁を漏らしながら、ミリアムは俺を咥えこんでいく。

 ゆっくりとキスをしながら頭を撫でてお互いに見つめ合いながら体を揺らす。



「サトウ様……好きです……ずっと……」



 途中からグリゼルダをミリアムの上に四つん這いにしてミリアムに抱きつかせて交互に入れていった。



「ミリアム……」


「グリゼルダ……」


 2人は仲良くお互いに唇を求めて、抱きしめあった。

 グリゼルダは感じすぎて涎を垂らしてミリアムの上で気を失ってしまった。

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