第32話 寝させてみてよ?

「とりあえず眠いんだが!」


「眠くない!」


「それはてめえだろうが!オレは眠いんだよ!寝させろ!」


「え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。え~。」


「明日の予定は?」


「お仕事!朝からね!」


「お前オレより年下だけど社会人だよな?もう?」


「だね!」


「ならより寝ろ!」


「いや~、でもブラックな会社だからさ~。キツイ訳よ。キツイキツイ」


「なら寝ろ!余計に!」


「え~。じゃあ光が寝させて?」


「は?」


「光が寝たいなら光が私を寝させてみてよ?それで寝れたら寝ていいよ?」


「すぅ~、ちょっとごめんなさいね………すぅ~、何でお前の睡眠に俺が協力しないといけないんだよ!バカ!バカやろうが!」


「アハハ!アハハアハハアハハアハハアハハアハハアハハアハハアハハアハハアハハアハハアハハアハハアハハアハハアハハアハハアハハアハハアハハ!答えは簡単!彼氏だから!」


「めんどくさいわ!」

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