2.3ワイングラスの持ち方

第6話

2.3ワイングラスの持ち方

自宅で実践できる!美味しいワインの飲み方


ワインの種類ごとに選ぶべきグラスの形状について理解したら、次はより実践的なポイントとして、ワイングラスの正しい持ち方を学びましょう。


独特の形状も影響して、ワイングラスはステム(脚の部分)を持つことが常識だと思われがちです。日本ではワインの温度が変化しないよう、ステムを持つべきと教えるマナー教室もありますが、実は国際的には適切なマナーとは言えません。


国際的な場では、ボウル(ワインが入っている丸みを帯びた)部分を持つ方法が一般的です。インターネットニュースなどで、海外のセレブや政治家がワイングラスのボウル部分を持っている姿を見かけたことがある方は多いのではないでしょうか。


ステムを持つのは、主にテイスティングを行うときだけです。


とはいえ、実はステムを持つことが間違いとされているわけでもありません。以下のようにTPOに合わせて持ち方を変えたり、自分が持ちやすいと思うスタイルでグラスを持ったりして、楽しくワインを味わってください。


・日本国内と海外で持ち方を変える

・グラスの形状に合わせて持ち方を変える


前述したように、ワイングラスは複数の種類があり、注ぐワインによって使い分けます。ボルドーやブルゴーニュはボウル部分が大き目に作られているため、重心が上になり、ステムを持つとバランスが取りにくい方もいるでしょう。そのようなときは、ボウルとステムの境目に指をかけるなど持つ場所を変えてみてはいかがでしょうか。

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