沖縄 那覇の小中学校 分散登校始まる 新型コロナ感染拡大で20220112

第43話

新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない中、那覇市の小中学校では、1月12日から分散登校が始まりました。


このうち、全校児童がおよそ600人の那覇市立真嘉比小学校では、クラスを2つのグループに分けて、1日おきに登校させる分散登校が始まりました。


1月12日午前7時半すぎから子どもたちが登校し、1年生のクラスでは、教室に入る前に一人一人順番に検温したあと、教室の中で手洗いや手の消毒を行っていました。


そして、担任の教諭が「きょうから分散登校になり、ちょっぴりさみしいかもしれませんが、みんなで頑張っていきましょう」と呼びかけました。


児童たちは「いつもは狭く感じる教室がきょうは広く感じます」とか「会えない友達がいてさみしいですが、マスクをして頑張ります」などと話していました。


福本利江子校長は「不安を抱えている教員や保護者もいるが、感染者が出た場合に、いかに情報を共有して感染拡大を防ぐかが大事になってくると思う」と話していました。


那覇市では1月12日から2週間、分散登校を行う予定で、ほかの自治体の小中学校でも分散登校のほか、午前中だけ授業をして昼すぎに下校させたり、臨時休校にしたりするなどの対応をとっています。

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