第50話 空気がおかしいようです。

 栗雛霧谷side

(やばすぎるな)


 栗雛は凪の24時間耐久、死の鬼ごっこと聞いて身震いをする。


「……」


 栗雛は周りの生徒を見ると身震いや恐怖を感じている様子もなく空気が穏やかになる。


(なんで空気が穏やかになるんだ)


 栗雛は生徒の空気感が穏やかになるのに驚く。


「ふむ」


 凪は生徒の様子を見て考え始める。


(えみちゃんもヤバい空気を感じて見ているな)


 栗雛はえみの様子を見ると渋い表情になる。


 生徒がガヤガヤしていると凪はゆっくりと1人に近づいて行く。


「君、随分楽しそうだね」


 1人の生徒に凪は笑顔を向けて声を掛ける。


「なんだか、楽そうだなと思ったんだよ」


 1人の生徒は明るい様子で答える。


「ほう」


 凪は考える仕草をする。


「なんで、そう思うんだ?」


 凪は笑顔で生徒に聞く。


「だって24時間耐久、死の鬼ごっこて聞いたらどこかのテレビの企画かと」


 生徒は楽しそうな様子で言う。


「なるほど、そういうことか」


 凪は真面目な表情で考え始める。


「授業始まる前から楽そうな感じ出しみんなでがんばればクリア出来るだろう」


 生徒は舐めた様子で言う。


「……」


 凪は無言で生徒を見る。


「そうだ、楽勝みたいだな」


「皆で卒業するぞ」


 生徒は楽しく騒ぎ始めると凪は無言で近づき始める。


「君は元気が有り余っていいねえ」


 凪は他の生徒に声を掛ける。


「いえいえ、それほどでも」


 能天気な様子で生徒が答える。


「なら、丁度良い見せしめになって貰おうかな」

「え?」


 凪は生徒の肩に手をかける。


「あたいの本気を見せないとね」

「#-/%```:&^@!!#.%%-,*?@」

「!!」


 生徒の肩が抉れる位にメキメキバキバキと音が聞こえて凪の手がめり込み始めると訳のわからない言葉を出して生徒は叫び始める。


「……」


 凪は目の光が消えて無言で右肩を潰して次に生徒の左腕を手に取り握り潰してバキバキと音を立てる。


「"#!@../#!#"#-@@,"///%%#--」


 生徒は余りの痛さで叫び声を出し続ける。


「!!」


 他の生徒はびくっと恐怖で表情を強ばらせる。

 そして、凪はしばらく生徒の身体の手足を容赦なく握り潰して骨が砕ける音と生徒の泣き叫ぶ声だけが聞こえた。

















 凪は黒い笑みを浮かべて白目になって倒れた生徒に言う。

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