第2話ご主人様は「サイモンケイ」さま

暗闇のまどろみの中へ・・・。


 微動だにしない泥の様にレム睡眠へと入る。

 カチカチカチ・・・小さな寝息と秒針が、その存在を知らせていた。

 元日の朝は、元日寒波と言って良いほどクソ寒い。

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