石川円花様の質問

 今回は、石川円花様の質問に答えていこうと思います。

 石川さんは同世代のカクヨムユーザー様です。


「質問です!小説を書き始めた理由は?」


 えっとですね。

 最初、吾輩は漫画家を目指していたんです。創作活動が好きで、絵を描くのも好きだったので。

 信乃くんと毛野くんの模写をしたこともあります。まじイケメン……。


 で、小説に転向した理由が以下です。

 漫画の方が描くのに時間がかかるし、何より狭き門すぎたから。


 本格的な漫画を描くには、漫画原稿用紙、専用ペン、定規など、様々な画材が必要です。全部高いし、なかなか売っていないのです。

 大きな画材店に行けば売っていますでしょうが、残念ながら吾輩が住んでいる地域にはなく……大きな文具店は、オリンピアとロフトと……。


 にくらべれば、小説は文字だけで表現できますね。

 鉛筆と紙さえあれば漫画以上の物語を書ける。漫画よりも小説の方が、公募に参加しやすい。特別な画材も不要ですね。


 だから小説に転向しました。


 余談。

 六年生の三月に「巣立ちの会」を行い、そこで将来の夢を声明したのですが、吾輩はこう言いました。


「係活動で、自分の作品を読んでもらえる嬉しさを感じました。これからは、小説家として、たくさんの人に、読む楽しさを届けます!」


 気付いてください。

 吾輩が会員登録したのも六年生の三月です。

 一ヶ月足らずで夢が叶いました。書籍化とかにしとくべきだった……。


 余談。

 初めて本格的に書いた小説は「止まった時計」。

 高校で失敗した残念な女性・宮田李里みやたりさとの内面を、時計と絡めて書いた掌編です。


 次が「走る」。

 先述の作品の続編で、就職活動に失敗した李里の物語です。


 六年生の夏休みから三月まで書いた、約二一〇〇〇〇文字の作品が「姫君は三分の二の確率で王子を彼氏に選ぶ。」

 臆病で消極的で、残念な隠れ美少女・神城狗巫かみしろいぬみが、陰で歌い手・九十九神として活動する学校の美男美女集団と共に歌い手活動するうちに、好意を向けられる……逆ハーレムものです。


 名前を改題して、カクヨムでやってみようと思います。

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