おしりの城〜ケツ殿様の大冒険

第13話 美尻界の大御所、師範代・古藤の挑戦

「おしりの城」に若き侍・青葉の美尻が加わり、その若々しい情熱と力強さが訪れる者たちの心を惹きつけていた。紅殿様も、青葉との出会いによって新たな刺激を得たことで、美尻探求への情熱がますます燃え上がっていた。そんな中、「美尻界の大御所」と名高い師範代・古藤（ことう）が城を訪れることになったという知らせが届いた。

古藤は、かつて武術の達人として知られ、長年にわたる鍛錬で鍛え抜かれた「究極の美尻」を持つと称されていた。その美尻は、若き日の情熱と年輪の重みが共存し、圧倒的な存在感を放っていると言われている。噂によれば、古藤はその美尻で何度も道場の挑戦者たちを圧倒してきたという。

紅殿様は、古藤の訪問を心待ちにしながらも、彼が一体何を求めてやって来るのかに興味を抱いていた。

そして、城の門が開かれ、堂々たる風格を持った古藤が姿を現した。白髪交じりの髪と鋭い眼光が印象的で、その背後には何とも言えない威厳が漂っている。紅殿様は一礼し、古藤を迎えた。

「よくぞ『おしりの城』へお越しくださった、古藤殿。そなたの美尻の噂はかねてより耳にしておる。ぜひ、その見事な美尻を我が城に加えさせていただけぬか？」と、紅殿様は率直に頼み込んだ。

しかし、古藤は静かに首を振りながら、厳粛な声で応じた。「紅殿様、私がここに来たのは、展示のためではありません。この城が美尻の聖地となっていることを聞き、私の美尻をもって真の美尻探求がいかなるものかを示しに参ったのです。」

紅殿様は少し驚きながらも、すぐに興奮が湧き上がった。「ということは、そなたと美尻の道で競い合えということか！？」

古藤はゆっくりと頷いた。「まさにその通りです。美尻というものは鍛錬のみならず、心と体の調和が求められる。若き侍の美尻も素晴らしいが、私の美尻は熟練の深みと経験の重みを宿しております。私の美尻がこの城に相応しいか、試していただきたい。」

こうして、二人の間に「美尻対決」が行われることが決まった。紅殿様と古藤は、互いにそれぞれの美尻の鍛錬と姿勢を披露し、城の家臣や見物人たちが固唾を飲んで見守る中、壮絶な「美尻の見せ合い」が展開された。

古藤の美尻は、見事に鍛え上げられた筋肉の張りと、年季の入った深みがあり、まさに美尻の極致そのものだった。その一方で、紅殿様の美尻もこれまでの探求の成果が光り、力強さとしなやかさを兼ね備えていた。

見物人たちはどちらも甲乙つけがたい美尻に見惚れ、静まり返った空気が場を包んだ。そんな中、古藤は静かに微笑みながら紅殿様に言った。「紅殿様、あなたの美尻は、私のように長年の修行を積んだ者にすら影響を与えるものだ。あなたが『おしりの城』で築き上げた美尻の世界は、まさに極致と言えるでしょう。」

紅殿様はその言葉に感動し、深々と頭を下げた。「古藤殿、そのお言葉は、わしにとって何よりの誇りである。そなたの美尻もまた、わしの美尻探求に新たな道を示してくれた。」

こうして、古藤の美尻も「おしりの城」の特別展示として加えられることになり、訪れる人々に年輪の重みと鍛錬の深さを伝える存在となった。

次回、紅殿様は再び遠方へと旅立ち、伝説の美尻を求めて新たな挑戦に臨む…！？