第18話

「アイツは、たまーに集会見に来るくらいで悪い事する奴じゃないよ。あの一緒にいる彼女の兄貴が、どっかのチームのリーダーで、付き合いで来てるらしい」


「へー。なんかアイツかっこいいな」


「はぁ?俺らの方がカッコいいだろ!完全に!ハル!なぁ!」


「うんスバル君。俺らが世界一イケメンだよ」




スバル君の言う事は絶対。

俺の世渡りの上手さは、上の兄弟がいたから見についたと言っても過言ではない。





「あのカイセイって奴は、バスケすげー上手くて、中学バスケじゃ結構有名人らしいぞ?しかも文武両道!」


「そんなエリートがこんな所居て良いわけ?」


「俺は、アイツはグレる気がする。いつか絶対こっち側に足つっこむぞ」




あの秀才そうな、品のある男が、グレる……ねぇ?




そんなバナナって感じ。

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