食いしん坊だった、昔の話

文月 想(ふみづき そう)

第1話・もやしのお好み焼き

 


 自分が中学生の頃の話(もう数十年前の話)。

 なんでもない、ただ、食いしん坊だったころの話です。

 お好み焼きって、皆さんは具になにをいれますか?

 やっぱり、きゃべつや豚バラ……などですよね。


 自分は当時、いつもよく使っていたのがもやしとほんだし。

 小麦粉で作っていたので、だしをほんだしで。

 具はシンプルにもやしだけ(安いんですもの)。

 たまに、長ネギも入れる(豪華)。

 これでいっぱい作れる!


 しかし。

 

 それを作ると、母と兄が怪訝な顔してはきゃべつとか豚肉入れないのって。

 だって、きゃべつや豚肉は高いでしょう。もやしなら安上がりだし、おいしいんだからね! ほんだしだって、いれるとすごくおいしくなるんだからね。

 と、反論したのを思い出します。


 今ではお好み焼きにもやし入れるレシピをよく見かけます。

 ほら、私と同じこと考える人がいるじゃないか!


 やらないとわからないおいしさ。

 おすすめします。


 今はお好み焼きの粉を使いますがね^^;


 なんて、どうでもいいお話でした。


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