私はここの主さま⭐︎1

プロローグ

　この地には，5つの星（くに）がある。

　花が咲き乱れる花王国（フラワーアイランド）。

　水の聖地，水王国（ウォーターランド）。

　木々が生い茂る，木王国（ウッドランド）。

　光と希望の四葉王国（クローバーランド）。

　そして，闇，絶望の闇王国（ブラックランド）。

　この5つにより，成り立っている。

　共に助け合い，競い合う。

　そのうちの2つ。

　四葉王国（クローバーランド）と闇王国（ブラックランド）には不思議な力を持つものがいた。

　不思議な力を持つものはそれぞれの国に都合の良いことを次々と起こらせた。

　両者は対立し合うが，闇王国（ブラックランド）の不思議な力を持つものは絶え，四葉王国（クローバーランド）のものも，絶えてしまった。

　だがその100年後。

　四葉王国（クローバーランド）に神の子と呼ばれる子供が天から降りてきた。

　この子供は，今まで伝説と呼ばれていた不思議な力を持つものと同じ不思議な力を持っていて，四葉王国（クローバーランド）に幸福，幸せ，ラッキーをもたらせた。

　闇王国（ブラックランド）はその子供を闇に染め，自分のものにし，他の国々を自分の国の配下に落とそうとした。

　そのため両国は争い，その子供は，四葉王国（クローバーランド）の奥深くで眠りへとついだ。

　両国の争いは終了したが，もし神の子に何かあったら，四葉王国（クローバーランド）の姫が，主人として野々村家と協力し，神の子を守ることを先祖代々の仕事とする。

　四葉王国（クローバーランド）始まりの物語