9話
第9話
しばらく放心状態になり
ふとある事を思い出した。
『あたしここ辞めて風俗しようかなって思ってんだよね』
『え?風俗??』
『だって給料もここと比べられ無いくらいあんだよ?
それにただ気持ちよくなるだけで
お金もらえるなんて最高じゃーん』
工場で働いている時
仲良くしてもらっていたお姉さんが言った言葉だった。
「…風俗…」
…少しはマシになるかな…
そんな軽い気持ちで私はバイト先に連絡をし
お休みを貰って繁華街に出かけた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます