第31話

「で、わざわざリュウがここに来るって伝えるためだけに来たわけじゃないでしょ。」



この空気をなんとかしようとあたしは話を切り出した。



「まぁな。ほれ。」



そう言うとゴウはあたしに一つのUSBメモリを投げつけた。



「どうせお前夏休み暇だろ。少しは仕事手伝え。」



「は?せっかくのあたしの休み潰す気?」



「バカ言え!誰のせいで俺の仕事の量が増えたと思ってるんだよ。」



たしかに、それは言えてる。



「でもあんただけじゃなくて他のみんなにやらせればいいじゃない。」



「あのなぁ、アイツらがお前の仕事引き受けると思うか?」

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