第3話


「あ…」




唇が私の喉に触れ、首筋を辿る。




自分の意思とは関係なく快感がゾクゾクと背中に駆け上がってゆく。




「…あ…ぁ…」




嬌声が口から洩れ甘い声が部屋に響く。




「……っ」




―――…自分の声にヘドが出そうだ。




それでも、男を拒むわけでもなく、そのまま身を任せる。




………きっと…


これが私への“罰”だから。

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