第9話 天国から↓
あの出来事から数日が経っていた
ミレアとshi-baは毎日のようにこの街の人達を守る為日夜戦いを繰り返して居る
『ミレアなんか調子が乗らないね』
『え!そ、そんな事無いわよ』
『はぁぁっ、もうバレバレだよ、彼の事引き摺ってんでしょ』
『・・・だって』
『ただのこの世界の一人の人間でしょそんなに気に病む必要なんてないじゃ無いかな』
『ただね、ちょっと何か違うの』
『ん!他の人と?そりゃ違うよ、彼はこの世界では貴重人物だよ』
『違うの、そうじゃ無くて』
『そうじゃ無くて他の人と違う?』
『うん、実は戦いの時に疲れ果てて少し動けない時に彼が私を安全な場所へ運んでくれたの』
『ふむふむ、で?』
『その時に、えっとなんて言えばいいのかな、なんか癒されるの全てが』
『え!?まさか!嘘でしょ!』
『え、何?それが何か?』
『ソレって、ひょっとして『ソウアイ』じゃないの』
『『ソウアイ』?』
『ミレアのパパンとママンが結婚してミレアが授かった、その瞬間から二人は『ソウアイ』って言ってお互いを癒し合う身体や心に於ける全ての回復出来る力の事だよ』
『え!じゃあもしかして、彼がわたしの未来の結婚相手って事?』
『いや、そう決めつけるのはまだ早いと思うけど、可能性で言えば限り無くそうかも知れないね』
するとかなり落ち込んでいたミレアが突然
『私、彼に会って来る』
そう言ってその場から光の速さで消えた
『あ!だとしても、何かイヤな予感がするんだけどなぁ』
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます