第54話 引き寄せの法則をどう解釈するか
引き寄せの法則を信じている人は結構いるでしょう。
私自身もその手の本を何冊も読みました。
そして、信じていたところもあります。
しかし、いまとなってはまったく別の見方をするようになりました。
引き寄せの法則というと、思っていることが実現するという法則ですね。
ですから、自分はお金持ちなんだと思っていると、その人は実際にお金持ちになるとかです。
しかし、これを実践してもだいたいはうまく行きません。
そして、うまく行かない理由は心の底から信じていないからだ。疑いの気持ちがあるから実現しないんだという理屈です。
一見筋が通っているように思いますが、非常に都合のいい理屈です。
うまく行かなくても、それはあなたが悪いんだということです。
なにせ心でどう思っているかがポイントなわけですから、どうにもこうにも証明しようもないです。
結局これって、その手のセミナーをしている人が儲けているだけなんじゃないのって思えなくもないです。
まぁ、そこまで悪意を持って見なくてもいいのでしょうが、いずれにしてもなんだか納得できないところがあります。
そこで私はこの引き寄せ位の法則がどういうものなのか、いろいろ考えていま得ている結論を書こうと思います。
それは確率ということです。
どういうことかというと、いまの世界人口は70億以上とか言われています。
ということは70億の人生パターンがあるわけです。
これって冷静に考えたらかなりの数ですよ。
どんなことでも70億パターンを試すようなことなんてなかなかないでしょう。
そんなに多くのパターンを試したら、思っていたことが実現する人生パターンも出てくるでしょう。それがたまたま職場の同僚とか友達とか親戚ってこともあり得ます。
そして、そういう人からしたら、まさに引き寄せの法則はあるということになります。実際にそうなったんですから、それを信じるのは当然ですよね。
しかし、そうなる確率はやっぱり低いので、結局はほとんどの人はうまく行かないのです。
だから、引き寄せの法則なんてインチキだと思うんですが、周りには実際に引き寄せの法則でうまく行ったって人がいたりするので、やっぱり本当なのかもって惑わされてしまうのです。
人は自分の経験したことを過大評価してしまいます。
自分があるやり方で成功したら、誰もがそのやり方で成功すると思ってしまいます。
例えば、婚活パーティーで結婚相手が見つかった人は、結婚できていない友達にもそれを勧めるでしょう。
「私はこの婚活パーティーで結婚できたよ。あなたも行ってみなよ。絶対いい人が見つかるよ」ってな感じで。
しかし、友達にも相手が見つかるとは限らないです。
自分がそうだったからと言って、他人もそうということにはならないのです。
誰かがそれで成功したからと言って、自分もそれで成功できるなんて保証はありません。
まぁ、参考にはなるかもしれないですけどね。
この世には多くの人がいます。
日本だけでも1億3千万とかです。それだけいればいろんな人生があるのです。
思わぬことで成功する人もいるでしょう。
しかし、それはたまたまって考えた方がいい場合がほとんどでしょう。
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