第10話 zebrad100戦プレイ開始

まぁ、まずは1戦やってみましょうか。

<このゲーム知らんから楽しみ>

だとしたら結構しっかり見ておいたほうがいいかもしれませんね。まずスタート時にキャラ選択等は無く、完全ランダムキャラ選択ですね。ほら、すでにやばそうでしょ?キャラ性能や技性能命の格闘ゲームにおいて、全てを冒涜するかのようなシステム、凄まじい執念を感じますよね。

<えっ、完全ランダム!?>

もちろんのようにステージもランダムですね、はいでは始まります。まず始まると格闘ゲームでよく見るHPゲージや特殊技ゲージが出ると思いきやそういったものは出ずにタイマーのみ表示されます。では勝敗は何で決するかというと、自分がいかにかっこ良かったかのみで判断されます。例えば今対戦相手は何もしてきてませんよね?ここで下手に攻撃してしまうと、こちらは無防備な相手に攻撃しているのでかっこ悪いですよね?そして、それに対してカウンターを当たることが出来るとすると相手はかっこいいのでポイントが追加されるわけです。

<やべぇ、、、>

<このゲームはちょっと今の時代には新しすぎるのでは、、、、>

わかりますよ、その気持ち。ただ自分なりのヒーロー像なんかを持っている人がやるとむちゃくちゃ楽しいと思います。ちなみにそのポイントについても表示されず、タイムアップ後にリザルト画面に表示されます。とりあえず対戦相手が少し動き出したので、あえてここは前方にダッシュして相手の距離を詰めつつ攻撃していきますね。今私が使ってるキャラが近距離カウンター型なので距離は近い方がやりやすいですね。

<使ってるというか使わされてる>

<ちなみに全キャラで何種類なんですか?>

それが微妙にわからないんですよね。そもそも出てくるのは二足歩行のシマウマで明確に違いのあるキャラはいるものの、格闘ゲームあるあるの師匠が出てきたら父親が出てきたりすると本当にわかりません。ですので基本戦術として開幕前ダッシュがデフォになってきます。近距離の攻撃の繋がりやすさを見るって感じですね。あっ、相手は遠距離型っぽいですね。

<えっ、距離詰めてわかるもんなん?>

わかりますね。近距離型ならこの間合いでアピールしなくても攻撃すれぱポイントは稼げるはずなので。ということで、勝ちの目が見えたので大技に繋げるためにひたすらコンボを繋げたいと思います。ただ、攻撃しすぎてもダメなので合間合間に相手の攻撃を受けていかないとだめなんですよね。なんかプロレスみたいですね。

<えっ、まさかのプロレス仕様!?>

<やべぇ、このゲーム絶妙に人に勧めにくい>

あぁ、わかりますよ、その気持ち。私も友人に勧められた時はその友人の性格性疑いましたもんね。まぁ、そこまで友人いないんですけどね。

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