第5話

「22歳でアニメで徹夜とか

どこまで可愛いんだお前の嫁は」








「…俺は前世でどれだけ徳を積んだんだろうか。

現世で結彩と結婚できたから

来世はきっと知能の低い鳥にでもなるんだろうか」









「伊織ベイビーの予定は?」








「今の所はまだだな。

結彩がいれば十分だし」








「おい伊織、今夏だぞ?

これ以上暑くするなよ」









「…お前らも結婚したら分かるさ」










「うわっ!こいつ今、

顔でマウント取りやがった!」










「伊織お前イケメンなんだから手加減しろよ!」











「どういう事だよ(笑)」









____2ヶ月ぶりの友人7人との集合はとても楽しく

俺は時間を忘れていた。









「伊織、今日は帰るのか?」







「今から迎え手配も面倒だから

今日も世話になる」








「おっしゃー!

じゃあ次はお前ら風呂行くぞー!!」









「「おー!」」










____この時の俺は結彩に残された時間が残り

わずかだと言う事を知る由もなかった。

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