第3話
「なぁなぁ、伊織」
「なんだ?」
「やっぱ親父さんの会社ついで忙しくなったら
自分の時間って減るか?」
「…俺はそんな風には感じた事ないな…。
それに自分の時間が減っても
結彩の顔さえ毎日見られたら十分だ。」
「結彩ちゃん全然会ってないな〜
今度家行っていーか?」
「お前には写真で十分だろ?
ほら」
「…確かに結彩ちゃんは可愛いけど、
なんで自分アップしてみせてくんだよ…」
「友達とはいえ結彩をほかの男の目に晒すのは
耐えられないもんでな」
「…嫁バカ」
「なんて言った?」
「!伊織ウソだよ!ちょっと待てっ…!」
____その日も俺にとっては
何の変哲もない1日だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます