どうせ終わるなら
Lily
1日
第1話
「…今日も忘れられちゃった」
そう呟いた私の視線の先には早起きして作った
夫のお弁当があった。
「……味?それともやっぱ私が嫌い…?」
出会って4年___
結婚して1年と少し_____
「…全然分からない…」
_____私、上條すずは悩んでいた。
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