■■■■神社の社務所に残されたメモ「鎮祭の手順」

一・お祓い


 まず宮司が祓詞はらいことばを申し上げます。それから御幣を使用して、参加者の穢れを祓ます。


*余所者と七歳以下の子どもは、参加させないで下さい。


二・献饌けんせん


 水鏡神にお供え物を捧げます。

 必要なものは滝沢家が用意します。


 用意するもの。

 分解した霊依。

 霊依の名前を書いた紙。

 (霊依の名前は平仮名で書くこと)


*絶対に水鏡神を地上に降ろさないように、して下さい。神座かむくらから引き離してはなりません。


三・清祓い


 村全体に結界を敷く儀式です。

 水鏡神が埋められている場所に霊依を埋めます。手順は東北の方角から時計回りに、腕、足、胴体、首です。


四・玉串奉奠たまぐしほうでん


 玉串を水鏡神に捧げます。


五・撤饌てっせん


 お供え物を下げます。


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