17 君のみや

 君のみや 野辺に小松を 挽きに来に 機微を妻子に 家の闇の御酒


 きみのみや のへにこまつを ひきにき(に きびをつまこに へのやみのみき)


 ※ きみのみや-のへにこまつを-ひきにゆく-われもかたみに-つまむわかなを

    後撰集ごせんしゅう

    天暦九年-天徳元年(955-957年)

    巻一:春上 作品七

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