第22話

「〜〜でさ」



「……」



「〜〜なんだけど」



「……」



「…ぃ?……い?璃依!!」








耳元で大きな声で名前を呼ばれてハッとする



ぼーっとしてたわ…



「りかこ?」



「璃依大丈夫?今日ずっとぼーっとしてるけど」





今は学校



そして昼休み



友達の理香子りかこと教室でご飯を食べていたはずなんだけど…、昨日の男の人のこと考えてたら全然お箸が進まない




「なんでもないよ」



理香子には昨日の夜のことは話していない



勿論お兄ちゃんにも



2人とも心配するし、お兄ちゃんに関しては過保護ってくらい過保護だから…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る