振り向くと、恵の姿が在った…。

恵は俺と奈緒に近寄り…。

｢ケン…。

バイクのレースで重体になったんでしょ？｣

｢恵…。

久しぶりだね…。

うん…。そうだよ…。

今は退院して、リハビリしてるけど、なんでバイクのレースで重体になった事知ってたの…？？｣

｢噂で聞いたんだ…。

ケンが意識不明の重体だって…。

それを聞いてみんな心配してたよ…。｣

｢そっか…。

みんなに心配掛けたね…。

みんなに俺は、元気に遣ってるから心配しなくても大丈夫だからって伝えて置いて…。

恵も怪我とかしないように気を付けてね…｣

｢分かった…。

伝えて置くね…。｣

｢恵…。

ありがとう…。

俺達行くから…。

元気でね…。｣

｢うん…。

ケンも元気でね…。｣

俺と奈緒は、神社でお詣りして、家に帰って風呂に入って眠りに就いた…。

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