第10話 サマーオブラブ

僕は青春の前に夏だったと思う

夏のせいにする恋愛

繰り返し女に惚れる

その頃は海にも縁があった

幼少期 家族で毎年恒例に大磯まで行った

楽しかった

十代の半ば、中学の後輩共湘南へ行った

ガールフレンドとも海へ

高校の頃はヨット部に入り、サーフィンをして、素潜りをしてハマグリやウニ、アワビを取った

友達がエンゾ・マイオルカで、僕が、ジャック・マイヨール

2人ともピアノか弾けて

メリークリスマスフォーミスターローレンス

を競って弾いていた

僕はピアノを千尋と言う女の子に習い恋をした

高校を卒業するとともに千尋との恋愛も終わり、僕は美術学校に入った

そこで純白な生地のいいギャルソントリコのTシャツを着て、ふんわりとした真っ白なガーゼ生地のようなスカートをはいた天使にあった。

後にいろんなところを一緒に旅する彼女、千津子だ。

可愛かった、だが僕は直ぐに諦めた。

僕じゃあ落とせない、、、

美術学校の1年目

僕と千津子に何も無かった

2年目にどちらからともなく恋仲になった。

緑色のワンピースを着た千津子を油で描いた

下手くそだったが、情熱があった

ハーレーダビットソンを買い千津子を乗せて

走り回った

ブコのヘルメットもプレゼントしたし、横手山で朝日を2人で見た

恋愛は長く続いたが、僕はよく浮気をした


母が他界して、あすかと言う好きな女の子の母も同時期、偶然他界した


僕はインドに行くことにした


千津子を誘ったが断られた

あすかからは、もし俺がインドでダルマにされたら助けに行くと言われた


サマーオブラブ


僕は全てを他人のせいにしていたんだと思う

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