第5話





ゆっくり深呼吸をして、眠りにつく。











次、目を覚ますことがあるのかはわからない。

目を覚ますことがないことを祈る。




でも、こんな綺麗な空気の中にいれるなら、

少しだけ、次に目を覚ますことがあってもいいような気もした。











ゆっくりと呼吸をする。

自然と一体となって、ゆっくりと。









人工物などないこの場所に、自然の中に、かえれるのならば、生きてきた意味があったのかもしれない。




死ぬ意味があるのかもしれない。







そう、感じることができた。







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