【21】商業都市ライカールト1
それなりに長めです
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英雄の称号を貰ってからは凄かった。
王立学園を飛び級卒業した
王都では街を歩けば人がどんどん押し寄せるから認識阻害のメガネ(度はない)をつけてなおかつローブなどのロングコートを着て出ないと行けない。
更には気に入らない貴族が暗殺者を送ってきたこともある
まあ、暗殺者はこっちの配下の暗殺者に相手させた
実は過去に貴族が暗殺者ギルドに妹の暗殺を依頼してたから、ちょっと
前に黒髪黒目のショートヘア少女が回復魔法を受け付けていなかったけど実は俺の妹なのだ
妹の
故に貴族共がワラワラ暗殺者を送ってきたり悪魔に目をつけられたりした
ちなみにこれらは俺が12歳の時のことである(妹は10歳の時)
さて、俺は今何しているのかと言うと、馬車に乗って南の商業都市ライカールトに向かっている最中なのだ。尚、妹は母上と
っと話がそれたな。俺に仕える部下はだいたい有能である(選んだのは母上)。
前の領主は去年亡くなっており、後継者がいないため空白のままだそうだ。
それとグランからは今まであったことを出来る限りの範囲で教えて貰えた。
世界樹はライカールトの東北東の方にあり、森林型迷宮『アルスフィア』の最奥地のさらに先にある隠しルートを通って行くと世界樹の
グラン曰く「お前はあいつらに気に入られそうだから問題ない!」だそうだ。あいつらって誰なん。
ちなみにグランはこのことを言った後にメリアさん(グランにチョップしてた人)に引きずられて行った。
おっ!もう少しで着くっぽい
馬車の扉を開け体を乗り出した。
風が気持ちいい
「あれが商業都市ライカールトか。いいね」
領主としては仕事がやばそうだけどそこはまあ、自己加速魔法でちゃちゃっと済ませればいいし。
スローライフの始まりだァ
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
と思っていた時期が俺にもありました
なんじゃこりゃ、まじで書類や事件やとやることが多すぎる。アレ?おかしいな。自己加速魔法を使ってるはずなのに全然書類が減らないぞ〜
やばい、サラリーマン時代を思い出す。
あーーーーーーーーーーーー
終わらねぇぇぇぇぇぇ!!!
と思っている時にドアがなった
「失礼します」
一人のメイドが入ってくる。
「どうしたの?ピリナ」
「そろそろ寝てください」
「うーん、無理☆」
「無理☆、じゃありません!もし寝ないのであれば、ご主人様のは」
「寝まーす」
俺は加速をとかずに自室に戻って寝た
起きたら丸一日寝てたと言われた
「うまい」
「全く、母君から聞いていた通りですね。ご主人様は何かに没頭すると食わず寝ずになると」
「まじか、バレてた。」
「バレてますよ。それと最近闇ギルド関連の騒動が多めらしいです」
「闇ギルドが原因か、、、、、、いっそ潰すか?」
「えっ」
「冗談だよ。」
「そ、そうですよね(心の声:やりそうだなぁ)」
「ご馳走様」
俺は執務室に行きながらどうやって闇ギルドを潰すか考えていた。
情報は
考えているうちに執務室に到着した。
俺は執務室に入り、椅子に座った。
「ステータスオメッセージオープン」
ステータス表示のと同じ色のウインドウが開かれる
送る相手はもちろんグランだ。
グランに聞きたいことをメッセージで送ったら、次に自室に戻った。クローゼットを開き俺は着替えた
服装は、黒ずくめ姿になるようにコートをきて、目元だけ隠せるような仮面をつけた。しかもちゃんと在り来りのものだ。
「さて行くか《
バレないように声を変えるオリジナル魔法を使ったら俺は転移した。場所は暗殺ギルドである
暗殺者にはバレてるけど正体を隠すために変装してるし、口割ったらどうなるか教えてるから問題なし
偽名も使ってるから仕草さえ気をつければ大丈夫
ちなみに偽名は〔サンセト〕にした。元の由来は日没の英語sunsetから取った。
「お待ちしておりました。ボス」
「報告は?」
「想定より大幅に戦力増強できています」
「そっか。ならこれを父上に渡しに言ってくれる?」
「もちろんです」
父上にこの暗殺ギルドの暗殺者を5人くらい派遣して父上(主に母上)の手伝い兼情報屋として働いてもらうことの許可を得るための手紙を預けた
俺はそのまま街中に出てある商会の本部がある建物に入った
受付の人が俺に気づいた。と同時に他の職員に上の階に行かせて一人の受付嬢がこっちに来た
「サンセト様。よくいらっしゃいました」
「会長殿はいるか?いなければ後日伺うが....」
「今他の職員に伝えさせています」
何を隠そう俺は偽造身分でライカールト最大の商会である『明け星』の出資者兼アドバイザー的なことをしている。ここの会長は俺が13の時に助けた奴隷の一人で色々教えたりした結果、大商会の会長にまで上り詰めた。と言っても明け星は俺が建てた商会で、尚且つ会長を育てたのも俺だから明け星の職員は仮面男(俺)のサンセトは会長よりも上の立場って認識だけどちゃんと贔屓にはせず、だからといって差別のようなことはしない。
階段から茶色の髪と目をしてメガネをかけた見た目が特徴女の子が走ってきた。
俺を見つけ、こっちに来たら素っ気なく「こっち」とだけ言って上の階に案内し始めた。
まあ仕方ないだろう
会長室に俺だけ入れて俺と二人になった。
俺が長いソファーに座ったら思いっきりお腹ら辺に抱きついてきた(突撃)
「ぐほっ」
「ふぁぁぁぁ。セトしゃまぁぁぁ。うわぁぁぁん」
「どした」
最後に会った時でもこれ程じゃなかったのだが?
「ずびぃぃぃ。ぐすっ。わたしには荷が重すぎてむりでしゅぅぅぅ」
「それは前も言ったがミリアならできるから任せたんだ。納得して受けただろ」
「それでもむりぃぃ」
The・幼児退行☆状態のミリアはしばらくこのままなんだが、前は軽く幼児退行してた状態で1時間も慰めなきゃならんかったからなぁ。
今回は何時間かかるんだろ(遠い目)
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