　スカートはすっかりとめくれあがって、無防備なお尻を晒しているのも分かるし、アバクの身体に押し付けている乳房の突起が硬くなって尖っていくのも分かし……。

　アバクは何も言わないけど、その無言が、やっぱり『知ってるよ』って、『また感じてるんだ？』って、『イったばっかりだろ』って、言われているみたいで恥ずかしくて。

　恥ずかしくて気持ち良くなるから、腰を前後に擦るように動かして、胸の先も擦らせて、気持ち良さが増していく悪循環。

　好循環なのかもだけど……。

　アバクが脚を動かして少しづつ進んでいる時に、左右から葉が身体をくすぐるように触れてきて、全身が性感帯近くになっているあたしの感度をより高めていく。

　ピクンと感じて、身体を捩れば自ら葉で身体を撫でている感じになって、あたしの甘い声も相まって、恥ずかしさは募るばかり。

　だからこそ、やっぱり興奮度が高まって、アバクにそれを知られていると思うと、またそれが刺激になっての繰り返し。

　とてもじゃないけど、アバクの顔なんて見れなくて、どんな表情をしているのか気になるけど

『このヘンタイ痴女』みたいな顔をされていたら……。

　あっ……想像してしまった。

　あたしを蔑んだようにアバクから言葉攻めされて、絶頂してしまう自身の姿を……。

　アバクが無言からこそ、どんどん膨らむ妄想。

『ヘンタイ痴女』じゃなくて『このマゾ』って言われたい……。

　もう無理。

　あたしの乳首が疼いて仕方なくて、そして自ら触れて強い刺激を欲している乳首をアバクの身体に擦りつけて、あたしは……。

「あっ、あぁっ……あぁぁぁぁぁぁぁぁっ！！」

　また、甲高い嬌声をあげて、一人で勝手に絶頂を迎えてしまった――。

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