上京告解

谷海ハマ

第1話

ある日の事。


担任「とても残念なお知らせがあります。」

担任の平泉ひらいずみはその日とても無口だった、その時点で私たち生徒は何かを予感していた。


理果りか「早いものだね。」

私は友人とカフェにて昔話に浸っていた。

麻里まり「...あの時は六人でよく遊んでたけどもう私らしか会ったりしてないんじゃない?」

麻里とは高校時代からの親友だ、麻里の世話を私がしたし、私の世話を麻里がした。


麻里「にしても、もう冬だね。」

11月末、冬は如実に君臨して嘲笑うように私らを冷やす。



冬になると思い出す

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