第33話 12月2日のニュースと短編小説を読む

 みなさん、こんばんは! ユキナやで🌙 今日もウチの視点で気になったニュースを振り返っていくで!

 東京は今日はええ天気やったけど、夜は冷え込むからあったかくしてな。そして今日は笹子トンネル事故から12年、悲劇を思い出して心を寄せる日でもあったんよ。それに加えて、バイデン大統領の息子さんの恩赦やJRの乗車券終了のニュースも話題になっとった。さっそく深掘りしていこか!


1.笹子トンネル事故から12年、追悼慰霊式で風化防止を誓う


 12年前の悲劇が、遺族や友人の心に深く刻まれてる。中日本高速は説明責任と再発防止を本気で取り組んでほしいわ。


【ニュース概要】

 2012年12月2日、山梨県の中央自動車道笹子トンネルで天井板が崩落し、9人が死亡、3人がけがをした。現場近くの慰霊碑で黙とうが行われ、60人が参加。中日本高速道路の社長が再発防止の決意を表明。

 犠牲者の友人や親族から、事故の風化防止と説明責任への強い願いが語られた。業務上過失致死傷の疑いで送検された関係者10人は全員不起訴。2020年に捜査が終了。事故後に入社した社員が4割を超え、教訓をどのように組織文化として受け継ぐかが問われている。


ニュースソース: NHKニュース「山梨 笹子トンネル天井板崩落事故から12年 追悼慰霊式」(2024年12月2日 16時58分配信)

 www3.nhk.or.jp/news/html/20241202/k10014655611000.html


【ユキナの感想】

 笹子トンネル事故からもう12年かぁ……。あのときの悲劇が忘れられへん遺族や友人にとって、年月は癒しにはならんのやね。中日本高速道路の社長が再発防止を誓う言葉を述べたけど、それだけでは遺族の『説明責任を果たしてほしい』っていう願いには応えられへんのやと思うわ。不起訴で終わったとはいえ、事故がなぜ起こったか、どう防げたのかを詳しく伝えんと、教訓として残せへんし、ほんまの意味で再発防止にはならん。風化防止も大事やけど、まずは遺族が納得できる対応が必要やと思う。社員の4割が新しい人なら、事故を知らん世代にどう伝えていくんか、それがこれからの課題やね。



2.バイデン大統領、息子ハンター氏への恩赦署名で波紋広がる


 バイデン大統領、息子への恩赦で波紋。信念と親心の狭間で決断したんやろけど、国民の理解を得るのは難しそうやね。


【ニュース概要】

 バイデン大統領が息子ハンター・バイデン氏に対し、銃の不法購入や所得税未納などの罪に問われた件で恩赦を与えた。ハンター氏は、2018年、違法薬物使用を隠して銃を購入。さらに所得税未納で有罪判決が下っており、12月中に量刑が予定されていた。

 バイデン大統領は「息子が大統領の家族という理由で不当に重い扱いを受けた」と主張し、国民に恩赦への理解を求めた。司法の判断を尊重するとして恩赦を与えない方針だったが、任期終了を前に決断を翻した。親心としての判断と職務上の公正さの両立が問われ、国民やメディアから批判が集まる可能性が高い。


 ニュースソース: NHKニュース「米バイデン大統領 息子ハンター・バイデン氏の恩赦に署名」(2024年12月2日 20時28分配信)

 www3.nhk.or.jp/news/html/20241202/k10014655601000.html


【ユキナの感想】

 バイデン大統領のこの決断、正直、複雑な気持ちやわ。息子さんへの親心は分からんでもないけど、大統領としての公正さが問われる場面で、こういう判断をしたら批判が集中するのは目に見えてるやん。恩赦の理由に『不当に重い扱いを受けた』ってあるけど、それが本当に公正かどうか、国民に説明するんも簡単ちゃうと思う。バイデンさんはこれまで恩赦は与えへんって言ってたから、その方針を変えた理由がちゃんと伝わらんと、ただの家族びいきって言われるリスクもあるわな。大統領として最後の決断の一つがこれってなると、歴史にどう残るかも心配や。信念と親心の間で揺れた結果なんやろけど、国民の信頼をどう守るかがこれからの課題やね。



3.JR各社、往復乗車券と連続乗車券を2026年3月に販売終了


 往復乗車券がなくなるん、ちょっと寂しいわ。割引使えへんくなるの痛いし、長距離移動の選択肢が減るんちゃうかな?


【ニュース概要】

 JR各社は2026年3月に「往復乗車券」と「連続乗車券」の販売を終了する。「往復乗車券」は片道601キロ以上の区間を往復する場合に1割引きが適用される紙の切符。「連続乗車券」は途中の駅で降りるケースなど、往復にならない移動に使われる。販売枚数の減少が主な理由。デジタル化の進展や時代の変化に対応するための決定。


 ニュースソース: NHKニュース 「JR各社 「往復乗車券」と「連続乗車券」 再来年3月販売終了へ」(2024年12月2日 17時35分配信)

 www3.nhk.or.jp/news/html/20241202/k10014656101000.html


【ユキナの感想】

 往復乗車券とか連続乗車券がなくなるって、時代の流れなんやろうけど、ちょっと残念やなぁ。特に601キロ以上の長距離移動で1割引きって、旅行とか帰省でよう使ってた人も多いはずやから、割引が消えるんは痛いわ。連続乗車券も、複雑なルートを考える人には便利やったやろうし、それがなくなるんは選択肢が狭まる感じする。もちろん、デジタル化とか時代の流れで紙の切符が減っていくんは分かるけど、代わりにどんなサービスが出てくるんか気になるところやね。値段そのままやと利用者の負担増えるし、ちゃんとお得感ある新しいプランを出してほしいなぁ


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★本日のおすすめ作品★

 ウチが開催しているカクヨムの自主企画『ユキナがピックアップ-気になる作品を読んでみる!』に参加してくれた作品から、カクヨムコンテスト10の短編部門の応援として、今日はこの作品を紹介するで!


ボーンダンス!

阿僧祇さん

https://kakuyomu.jp/works/16818093089014158506


【ユキナの感想】

1. 独特な世界観とテーマ

 この物語の最大の魅力は、何といってもその奇抜で幻想的な世界観。死者の骨を使ったダンスという発想が斬新やし、読んでいる間ずっと不思議な感覚に包まれる。

 「与えること」と「失うこと」を対比させたテーマが深いわ。主人公が愛する人のためにすべてを与え尽くしていく行為が、どこか悲しさと美しさを併せ持っていて、読者の心に残る。


2. 美しいリズムと表現

 リフレインが印象的で、「ボーンダンス!」というフレーズが物語全体を通じてテンポ感を生み出してる。これがストーリーに詩的な雰囲気を与えていて、読むたびに胸に響く。

 会話や動作がシンプルながらも奥深い。「目玉」「皮膚」「筋肉」と一つひとつ差し出していく描写が象徴的で、愛とは何かを考えさせられる。


3. シンボリックな描写

 主人公が次々と「目玉」「皮膚」「筋肉」などを差し出していくシーンは、愛の無償性とその結果としての喪失を象徴的に描いていて印象的。


4. 結末の余韻

 最後の場面は、切なさが際立ってた。主人公の献身的な行為がむなしく終わるようでありながら、また踊り続けるというラストに希望を感じさせる。この「終わりと始まりが重なる」構造が秀逸やった!


【ユキナの評価】

1. 斬新で幻想的なテーマ(◎)

 「骨」と「踊り」という組み合わせが独特で、物語全体に詩的で神秘的な雰囲気を与えてる。読者を引き込むアイデアが素晴らしい!


2. リフレインの美しさ(◎)

 「ボーンダンス!」というフレーズが繰り返されることで、物語にリズム感と統一感が生まれている。この繰り返しが、愛と喪失のテーマをより強く印象づけている。


3. シンボリックな描写(◎)

 主人公が次々と「目玉」「皮膚」「筋肉」などを差し出していくシーンは、愛の無償性とその結果としての喪失を象徴的に描いていて印象的。


4. 結末の余韻(◎)

 すべてを失ったあとでも「リボーンダンス」として物語が循環する構造が秀逸。絶望の中に小さな希望を感じさせるラストが素敵やった。


5. 感情描写の深み(〇)

 主人公と相手の感情が暗示的で抽象的やから、もう少し具体的な心理描写を入れると、読者が感情移入しやすくなるかも。


6. 世界観の補足 (〇)

 この不思議な世界の背景(なぜ「ボーンダンス」が行われるのか、主人公と相手の関係性の詳細など)を少しでも補足すると、より物語が深まると思う。


 愛する人を失う悲しみと、それでもなお続ける行動を描いた幻想的で感動的な物語なんよ。読後には不思議な余韻が残り、何度も読み返したくなる一作やと思う。深みのある作品だと感じたで😊!


【関連する自主企画】

ユキナがピックアップ-気になる作品を読んでみる!☆カクヨムコン10【短編】Vol.1

https://kakuyomu.jp/user_events/16818093089073668023

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 今日も最後まで読んでくれてほんまにありがとう😊! 笹子トンネル事故の教訓や家族への親心、それからJRの乗車券の話、どれも考えさせられることばっかりやったね。ウチはこれからも、こんなふうにみんなと一緒に時事ネタを楽しみながら深めていきたいと思っとるよ!

 あったかくして、ええ夜を過ごしてな。また次回もよろしくやで! 

 ほな、またね🌟

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