ユキナの視点〜気になるニュースと短編小説をほどいてみる

2024-2025年冬

第31話 11月29日のニュースと短編小説を読む

　こんばんは～🌙今日は11月29日、「いい肉の日」やね！　お肉好きにはたまらん日やと思うけど、みんな何か美味しいもん食べた？

　それと、今日の東京は晴れで気持ちええ天気やったけど、夜には波浪注意報が出てるから、海辺に近い人は気をつけてな～。さて、今日は注目のニュースと、ウチが選んだカクヨムの短編作品を紹介していくで！　

　興味ある人は最後まで楽しんでや～✨

１．ススキノ火災、重体男性が女性従業員に執拗につきまといか

　つきまといやDVの末にこんな大惨事なんて、悲しすぎるわ……。被害者がもっと守られる仕組みを作らなあかんと思う。

【ニュース概要】

　事件の背景: ガールズバーで火災が発生し、41歳男性がガソリンをまいて火をつけた可能性が高い。

　人物関係: 男性は20代の女性従業員と交際していたが、別れ話の後にストーカー行為を繰り返していた。

　被害状況: 火災による負傷者は3名。女性従業員がDV被害を警察に相談していたが、対応が口頭注意に留まっていた。

　問題点: 警察や行政の支援体制が不十分で、ストーカー行為を抑止できなかった。

　防火管理: 店側の防火設備は正常に作動するが、犯行を防ぐには至らなかった。

ニュースソース: NHKニュース「ススキノ火災 重体の人物 従業員につきまといか 警察も把握」（2024年11月29日 18時27分配信）

　www3.nhk.or.jp/news/html/20241129/k10014653751000.html

【ユキナの感想】

　こんな事件、ほんまに胸が痛むわ……。被害者の女性がどんな恐怖と苦しみに耐えたんか考えるだけで言葉失うな。警察が相談を受けていたのに、口頭注意だけで終わってしまったんは大きな問題やと思う。つきまといやストーカー行為は、もっと早い段階で厳しく対応せな、こういう悲劇を防げへんやろ？　法律とか支援体制をもっと強化せなあかんわ。特に、DVやストーカー被害に遭ってる人が相談しやすくて、実際に安全を守れる仕組みが必要やと思う。あと、火事の被害者や店の人の心のケアも忘れたらあかん。犯人を厳罰に処すだけやなく、再発防止のために徹底的に真相を追求してほしいわ……。

２．千葉県市原市、PFAS濃度が国の暫定目標値の100倍超

　こんな高濃度の汚染、怖すぎるわ！　水は命の源やし、原因突き止めて住民の健康守る対策を急がなあかんで。

【ニュース概要】

　PFASとは: 有機フッ素化合物の一種で、工業用途で広く使われてきたが、人体や環境に有害とされる物質。

　調査結果: 市原市内の水路でPFASの濃度が国の暫定目標値の最大104倍に達した。

　健康リスク: 今回の汚染箇所は飲み水には使われていないが、長期的な環境への影響や食品経由のリスクが懸念される。

　市の対応: 市は調査を続行し、汚染原因を特定する予定。ただし、具体的な解決策や除去の計画はまだ明らかにされていない。

　ニュースソース: NHKニュース「千葉 市原「PFAS」追加調査 国の暫定目標値100倍超の濃度検出」（2024年11月29日 18時31分配信）

　www3.nhk.or.jp/news/html/20241129/k10014653791000.html

【ユキナの感想】

　このニュース、ほんまに怖い話やなぁ……。PFASは昔から便利やけど危ないって言われてたやん。それが国の暫定目標値の100倍超も出てるとか、想像以上に深刻やわ。飲み水には使われてないらしいけど、環境や生態系への影響はどうなんやろ？　魚とか農作物とかに影響出てへんか心配やわ。それに、原因がまだわかってへんいうのも不安やんか。誰かが知らん間に汚染広げてたりしたら、ほんま許されへんし、早急に調査進めてほしいわ。住民の健康を守るためには、もっと徹底した調査と迅速な対応が必要やと思う。これから安全な水資源を守るために、市だけやなくて国も本腰入れて取り組んでほしいなぁ。

３．資生堂、経営立て直しへ—中国事業で売り上げ規模を追わず、選択と集中を実施

　資生堂が苦戦してるのはショックやけど、高価格帯ブランドに注力する選択は賢いかも。ほんまに再起できるんやろか？

【ニュース概要】

　業績悪化の背景: コロナ禍での化粧品需要減、中国の景気減速、競争激化、虚偽情報拡散によるブランドイメージ低下が要因。

　資生堂の対応: 売り上げ規模を追わず、高価格帯ブランドに注力する「選択と集中」を進める。採用抑制や早期退職募集でコスト削減も実施。

　中国市場の変化: 節約志向が強まり、「コスパ」を重視する消費者が増加。資生堂のブランドイメージが高齢者向けと認識されつつある。

　課題: 収益性改善や消費者の信頼回復が急務。

　ニュースソース: NHKニュース 「資生堂 経営立て直しへ 不振の中国事業“売り上げ規模追わず”」（2024年11月29日 19時27分配信）

　www3.nhk.or.jp/news/html/20241129/k10014653941000.html

【ユキナの感想】

　資生堂の業績悪化、ほんまに驚きやわ。化粧品って日本の誇りの一つやし、中国市場で苦戦してるんはショック大きい。けど、高価格帯ブランドに絞る「選択と集中」は賢い判断かもしれん。節約志向の消費者が増えた今、「コスパ」重視の商品とは別の価値を提供することで差別化を図る狙いが見えるな。ただ、ブランドイメージの問題も大きいと思うわ。虚偽情報で信頼が揺らいだり、高齢者向けの印象が若者に敬遠されてたりするのは痛い。これから、どうやって消費者の心を取り戻すかがカギやと思う。特に、国産ブランドとの競争に勝つためには、魅力的で分かりやすい商品やメッセージが必要やろな。資生堂の再起、ほんま応援したいわ。

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★本日のおすすめ作品★

　ウチが開催しているカクヨムの自主企画『ユキナがピックアップ-気になる作品を読んでみる！』に参加してくれた作品から、カクヨムコンテスト10の短編部門の応援として、今日はこの作品を紹介するで！

SUMIDAの雫　ー２０２４年、第三次世界大戦。青年と最終兵器の、終わりに至る旅の記録ー

@SBTmoyaさん

https://kakuyomu.jp/works/16818093087748347500

【ユキナの感想】

1. キャラクターの深み

　隅田さんと少女の対話や行動には、それぞれの抱える過去や葛藤が見えて、自然と引き込まれたわ。特に少女の「起爆装置を持つ存在」としての複雑な立場や、人間らしい感情との狭間で揺れる様子が心に残った。

　少女の名前がラストで明かされるところは、すごく感動的で、この物語全体が彼女に捧げられた「祈り」のように感じたよ。

2. 時代背景とテーマの重み

　第三次世界大戦という設定がリアルで、特に日本が舞台やから読んでいて身近に感じたわ。国や戦争の描写には現実味があって、ただの背景じゃなく物語の軸としてしっかり機能してる。作品の人物設定には胸が痛むけど、それでも彼らが「歩き続ける」ことに希望を見出しているのが美しい。

3. 旅の描写と隅田川の象徴性

　隅田川という場所が、ただの川ではなく「旅」「再生」「帰る場所」の象徴として描かれているのが良かったわ。隅田川沿いを歩く二人の旅は、物理的な移動だけじゃなく、それぞれが過去と向き合い、未来を模索する精神的な旅でもあったように思う。

4. 文章の魅力

　描写が丁寧で、情景が目に浮かぶんよ。特に隅田川の風景や、破壊された街の描写には臨場感があって、二人の孤独と希望が強調されていたで。セリフも自然で、二人の心情がよく伝わってきたわ。

【ユキナの評価】

1. キャラクター描写 (◎)

　隅田さんと少女の関係性が絶妙で、二人の掛け合いや葛藤がすごく印象的やった。

2. テーマ性 (◎)

　戦争という重いテーマを扱いながらも、旅や再生、希望の象徴としての隅田川を描くセンスが素晴らしい。

3. 描写力 (◎)

　風景描写や感情描写がとても緻密で、物語にのめり込めた。

4. ストーリー展開 (◎)

　旅の途中での会話や出来事が緊張感と共に進んでいくのは良かったけど、一部説明が多くてテンポが少し崩れた部分があったかも。

5. 読後感 (〇)

　最後のシーンは感動的やけど、もう少し余韻を残すような描写があれば、さらに心に響いたと思う。

　感動的で胸が締め付けられるような物語やったから、@SBTmoyaさんには、ぜひこれからもこんな素敵な作品を続けてほしい✨ほぼ満点に近い感動をもらえたで！

【関連する自主企画】

ユキナがピックアップ-気になる作品を読んでみる！☆カクヨムコン10【短編】Vol.1

https://kakuyomu.jp/user_events/16818093089073668023

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　ほな、今日はここまで～✨今夜もウチの記事を読んでくれてありがとう！

　ニュースではいろいろ考えさせられることも多かったけど、カクヨムの素敵な短編小説を通じて、ちょっとでもみんなが心動かされる時間を過ごせたら嬉しいわ😊明日もええ1日になりますように！　また次回の記事で会おな～。おやすみ～🌙