第19話 11月15日のニュースを読む

 こんばんは。今日は曇りがちやったけど、東京は最高18℃と過ごしやすい気温でしたね。そして、今夜は満月、11月の「ビーバームーン」が夜空を照らしてるはずです。さらに今日は七五三や「かまぼこ日」でもあって、いろんな意味で特別な日ですね。そんな一日の終わりに、今日のニュースをお届けします。


1.三笠宮妃 百合子さまご逝去、101歳で皇室最高齢


 百合子さまのご逝去、101歳まで長寿を保たれてほんまに立派やったと思うわ。皇室の歴史がまた一区切りついた気がするね。


【ニュース概要】

 三笠宮妃百合子さまが15日朝に亡くなられた。享年101歳で、皇室内では最高齢やった。今年の3月に脳梗塞と誤嚥性肺炎で入院され、治療の末、集中治療室から一般病室へと移られ、療養を続けていた。8月に再度肺炎が発症し、ICUでの治療が行われたが、11月8日には宮内庁が全身機能低下を発表。そして15日午前に逝去された。

 百合子さまの逝去により、皇室内の皇族は16名となり、2016年に三笠宮さまが亡くなられて以来の皇族の逝去となった。


 ニュースソース: NHKニュース「三笠宮妃 百合子さま逝去 101歳 “激動の時代”を歩まれて」(2024年11月15日 19時45分配信)

 www3.nhk.or.jp/news/html/20241115/k10014639031000.html


【ユキナの感想】

 百合子さまは、昭和天皇の弟である三笠宮さまと75年も連れ添い、皇室の中で最も長寿を全うされた方。戦中や戦後の激動の時代を支え、様々な苦難を乗り越えられてきた。入院を繰り返しながらも療養を続けられた中でのご逝去、101歳という大往生はほんまに凄いことやと思うし、皇室としても歴史の一区切りを迎えた感じがするわ。

 長い年月をかけて三笠宮さまを支え、医療や福祉、母子愛育事業にまで心を込めて尽力されてきはったこと、ほんまに素晴らしい方やと思うわ。百歳を超えても、国民と皇室にとってかけがえのない存在やった百合子さまが、穏やかに過ごされた日々の中で旅立たれたことを、ウチも心からお悔やみ申し上げます。どうか安らかにお眠りください。



2.『コーチ』展開のタペストリー、ヴェルサーチェ買収を断念


 タペストリーのヴェルサーチェ買収が頓挫。競争妨害の懸念で差し止められたんやね。高級ブランド業界もなかなか厳しいなあ。


【ニュース概要】

 コーチやケイト・スペードを展開するアメリカの「タペストリー」が、イタリアの高級ブランド「ヴェルサーチェ」などを展開する「カプリ・ホールディングス」の買収を断念した。裁判所は先月、連邦取引委員会(FTC)の競争妨害の訴えを認め、買収差し止めを命じた。

 タペストリーは、昨年8月に約85億ドルでカプリを買収する合意をしていたが、FTCは「ハンドバッグ市場での競争が妨げられる」という懸念を提起。裁判所が差し止めを命じたことから、来年2月の買収期限までに法的手続きが進む見込みが立たず、買収を断念することになった。


 ニュースソース: NHKニュース「「コーチ」など展開の会社 「ヴェルサーチェ」買収を断念」(2024年11月15日 11時04分配信)

 www3.nhk.or.jp/news/html/20241115/k10014639081000.html


【ユキナの感想】

 タペストリーがヴェルサーチェの買収を断念したんは、なかなか興味深いニュースやな。もともと「コーチ」や「ケイト・スペード」を展開するタペストリーが、さらに「ヴェルサーチェ」を手に入れることでブランド力を強化したかったんやろうけど、FTCが「競争妨害の懸念あり」って訴えて、裁判所がそれを認めて差し止め命令を出したんは、ほんまに高級ブランド業界も厳しい世界やなって感じるわ。


 高級ブランドはイメージも大事やから、一度こういう問題で世間の注目を集めるとブランドに影響が出ることもあるし、双方にとっても良い判断やったかもしれへんね。これからも業界の再編がどう進んでいくんか、注目していきたいな。



3.愛媛・大分で災害情報システムに不具合、サーバー障害か


 愛媛と大分で災害情報システムに不具合とか不安やな……。特に災害時にはこういう情報の途絶えが致命的やから早く復旧してほしいわ。


【ニュース概要】

 15日夕方から愛媛県と大分県で災害情報システムに不具合が発生し、災害情報サイトの閲覧や避難情報の自動配信ができない状態になっている。サーバー障害は、クラウドサービスを提供するアメリカの「セールスフォース」のシステムで発生している可能性が高い。

 災害情報システムがダウンするのは、特に自然災害が発生するリスクがある日本にとって非常にリスクが高い。各県では、防災行政無線などを通じて情報提供を呼びかけ、突発的な災害が発生した場合は電話やFAXで対応するなどの応急措置を取っているが、早期の復旧が望まれる。


 ニュースソース: NHKニュース 「愛媛県と大分県 災害情報システムに不具合 サーバー障害か」(2024年11月15日 21時18分配信)

 www3.nhk.or.jp/news/html/20241115/k10014640041000.html


【ユキナの感想】

 愛媛県と大分県の災害情報システムに不具合が発生してるってニュース、ほんまに心配やわ。災害情報って、特に緊急時には命に関わる大切な情報やから、こういう時に情報の途絶えが起こると不安が増すよね。サーバー障害がセールスフォースのシステムで発生してる可能性があるってことやけど、日本国内の災害対応が海外のクラウドサービスに依存してる面もあるんやなって改めて感じさせられたわ。


 各県が応急措置として防災無線や電話、FAXを使って情報収集や発信を続けてるのは救いやけど、やっぱりシステムの早期復旧が求められるな。災害はいつ起こるかわからへんから、こうしたシステムの安定運用がどれだけ大事かって痛感させられるね。こういう経験から、万が一のためのバックアップ体制も一層強化されるとええなと思うわ。



4.札幌の保育園で1歳児死亡事故、離乳食に『焼き肉風炒め物』提供


 保育園で1歳児が給食で窒息して亡くなる事故、ほんまに悲しいし胸が痛むわ。離乳食の安全管理ってもっと慎重にせなあかんな……。


【ニュース概要】

 札幌市の認可保育園「アイグラン保育園拓北」で、1歳1か月の男の子が給食の焼き肉風炒め物をのどに詰まらせて死亡する事故が発生した。保育園は刻んだ料理を離乳食として提供していたが、男の子は窒息死した。現在、警察が業務上過失致死の疑いも視野に入れ、園の関係者への捜査を進めている。

 離乳食の提供には特に慎重さが求められるが、今回の事故は食材の調理法や提供方法が適切だったかが問われている。札幌市は特別指導監査を行い、事実関係の調査結果を公表する予定で、今後の保育園での離乳食提供の在り方が再検討される可能性がある。


 ニュースソース: NHKニュース「札幌 保育園で1歳児死亡事故 “焼き肉風炒め物の離乳食提供”」(2024年11月15日 19時34分配信)

 www3.nhk.or.jp/news/html/20241115/k10014639901000.html


【ユキナの感想】

 今回の保育園での事故、ほんまに胸が痛むし、亡くなった男の子とご家族のことを思うと、やりきれん気持ちになるわ。1歳児への離乳食って、咀嚼力や飲み込み力がまだ発達途中やから、食材の硬さや大きさには特に気を遣わなあかんところやね。焼き肉風の炒め物を細かく刻んで提供してたって話やけど、どこまで細かく刻んでたんか、そしてそれが適切やったんかは今後の調査で明らかになるやろうね。


 保育園では多くの子どもを預かる中で、安全管理を徹底するのは難しいことかもしれんけど、こうした事故が二度と起こらんように離乳食の提供方法についても再検討が必要やと思う。警察や市の調査が進む中で、他の保育園でも見直しが進んで、少しでも安全な環境が整っていくことを願ってるわ。



 以上、今日のニュースでした。曇り空の下でも、満月が見られる場所もあるかもしれません。ぜひ夜空を見上げて、少しでも月明かりを楽しんでくださいね。今日という日が皆さんにとって、穏やかで実り多い一日であったことを願っています。おやすみなさい。

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